広島市を中心としたエリアのラーメン事情を一方的に執筆

KANTO

kanto ネギラーメン
広島県東広島市高屋町稲木603-4
082-434-5128
11:30~20:00
定休日:水曜

東広島の西条インターから北上して仙八を過ぎ、さらに北へと進路を取れば左手に見えてくるのがこの店である。界隈の雄、KANTO。一応チェーン店という事になっているという。

場所柄、朝が早い業種も多い地域で、お昼前には既にランチのピークを迎えていることも少なくない。そんな当店に運良く空席を見つけたものであるから一心不乱に一角を占拠した次第である。

メニューの幅は広いが、主軸は味噌である。が、ここは店主のオススメたるネギラーメンにて昇天を期待する事となった。

メニュー表

それにしても、広島市街地を離れれば離れるほど、昔ながらの味噌ラーメン、醤油ラーメンを主体とした『広島ラーメンではないお店』との出会いは多くなる。これは戦前に大陸人や外地帰りの人間が多くいた都市部とそれ以外の違い、さらには戦後の焦土やそこからの復興のプロセスの違いもあろう。

そんな土着の情緒をわずかに匂わすKANTOの店名由来は定かではないが、気がつけば早速大ぶりな器でネギラーメンの登場となった次第である。

ネギラーメン登場

それにしてもこの器は中々威勢がよろしい。間口を広くというのはこういうのを言うのであろう。早速頭から飛び込む!

うむ”!

この麺の質感は予想外であるな。角ばって程よい質量があり、加水多めの一瞬ヤワな印象を持たせながらもムッチリした芯があって中々の食べごたえである。適度にまとわりついてくる『距離感』は、玄人好みでありながらも、初めての素人さんでも快楽に浸れるような大衆性がある。『熟練の機微』であるな。

麺など

ネギラーメンであるからネギがキーであるが、シャキシャキしながらも時折ピリッと一閃が走る『瞬間のざわめき』が甲乙つけがたい。要はネギが辛いのだ。

もちろんその時々で変わる要素ではあるが、この、あえて洗練されていない感じが田園地帯の空気とうまく噛み合って、勝手に地産地消であると思い込ませる凄技。

ノリとスープ

スープはいい意味で田舎っぽく、キレが無い点が逆に好感。屋外との空気の一体感はまことに重要なのである。そしてカドが無い分、胃には優しそうであるな。

チャーシューは固めで脂身を極力排除。こちらも玄人好みの肩ロースであると勝手に決め込む。味はしっかり染みこませてあり、ぼやけがちな全体像にアクセントを加える。

kanto06

ワカメや海苔が入っている割に、展開としては比較的単調であり、ファーストインパクトの麺とシャープでないスープの程よい対比が長く続く安定飛行。これが都市部だと生存競争の荒波に揉みしだかれるかもしれないが、ここは田園エリアの主要道路脇であるから立地戦略におけるヴィクトリー。東広島の上田城と呼んでいる御仁もいるのではないか?

見渡せば店主はテキパキと動いているし、お店の回転もなかなか良い。時間の流れが緩やかな界隈において、なかなかスピーディーな空間である。

気がつけば全て完食し、スープは半分程度を嗜んで帰路につくのであった。私などはネギは辛くない方が好みであるが、麺がすこぶる良質であったために結果として良縁となった。

星6.5

ノーコメントこれから頑張れ発展途上まだまだイケる並まあ良いのでは?なかなか美味いねこれは美味い!!広島最高峰広島の誇り★
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ご意見番の声を聞け!

  1. KANTOは「ネギミソラーメン」が旨いですね。
    初めて天応店に行った時に大盛りを注文したら、麺の量がスープより上回ってました食べると中々減らない量に苦しみましたが何とか完食しました。
    KANTOに行く時は1食分減らして挑むべきですね。

貴殿の声を聞かせてくれ!

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