広島市を中心としたエリアのラーメン事情を一方的に執筆

関西生コン

麺家いざら

盛岡じゃじゃ麺 いざら
広島県広島市中区中島町9-29
082-241-1088
11:30~14:30
やめたらしい

ラーメンではないが、当店は冷麺などもやっているので番外編的に掲載したい。麺屋いざら。『盛岡冷麺』と『盛岡じゃじゃ麺』の店で、イザラというリキュールとは無関係だろう。

広島人にとって盛岡は最果てであり、北海道よりもむしろ縁が薄いのではなかろうか。よって『盛岡じゃじゃ麺』と言われてもほとんど謎かけであり、しかし震災復興の意味合いもありそうだからここは無条件で入店となる。

店内は入り口から想像するよりもかなりキレイでしかも広い。座席には当然のようにじゃじゃ麺攻略の指示書が設置済みで、これはド素人にとっても安心安全な心配りである。

ラーメン烈伝というコンセプトを考慮すれば主力の『盛岡冷麺』を頼むのが良さそうだが、ここは親切心に応えて『盛岡じゃじゃ麺』に挑む。

じゃじゃ麺の食べ方 指示書

麺家 いざらのメニュー

『盛岡じゃじゃ麺』というのは、中国北部(北京~ハルピン)の炸醤麺(ジャーチャーメン)がルーツらしく、いわゆる『ジャージャー麺』と同類のようだ。が、戦後に満州からそれを持ち帰った始祖が、岩手風にアレンジを重ねたものが亜種として定着、人知れず地域に根付いていった超ローカルなものだという。

店員たちのルーツが岩手なのかどうかは誰も知らない。経緯はどうあれ、はるばる広島までやって来たのも何かの縁。満を持して盛岡ジャジャ麺の到着となった。

盛岡じゃじゃ麺

見た目シンプル。実質のうどんである。攻略の指示書に従い、生姜やラー油、お酢などを投入。もちろんここはガ島攻略作戦の教訓から逐次投入の愚を回避、序盤から一挙投入にて準備を整え頂く事とする。

食感はかなりもちもちした色白の東北女系で、讃岐系が幅を効かせる広島においてはかなり新鮮である。妙に田舎臭いあたり、ご当地の家庭の暖かさを想像させ、今も踏ん張って耐え忍んでいる彼の地の人々に思いを馳せる。

肉味噌

一挙投入の生姜やお酢は、それでもあまり効いてはおらず、お好みに応じてかなりブチ込む余地がありそうだ。これはある意味喰う人を選ばない懐の深さであるが、単にお酢やラー油がマイルドなチョイスなだけかもしれない。全体的に大人しめで面白みはないが、そこは情深き東北女よろしく、何度も交わるうちに離れられなくなっていくのかも知れん。

主となる肉味噌は、満州や北京ではもっとスパイシーでパンチがあるはずだが、当店においてはそれがない。物足りないと言えばそれまでだが、そういうものとして岩手で改良されて来たのだから、これは土地の人柄が地味穏やかで丸っこいのだろう。足りない分はトッピングで補い、『自分用』に染めていくしかない。

いざら

後半に至ってもクライマックスは存在せず、そのまま終焉へと向かうわけだが、最後にチータンという余興が待ち受ける。これは食べ終わった器に肉味噌とスープと卵を投入のするもので、やはり地味なものだが、こういうイベント系は満足度の向上にかなり貢献するもの。

実際のところ、ただの卵スープでしかないのだが、本州北端近くの気候風土思いながら味わえば、妙に親しみがわくもにである。

全体として、特別美味いわけでもないが普段あまりお目にかかれない岩手情緒で、好感度は高い。よくも悪くも被災によってクローズアップされた奥州の地を、少しでも身近に感じられるという点で当店はおすすめできるかも知れない。

ド派手好きで分かりやすいものが大好きな広島人においては物足りなさが残る可能性が否定できないが、そこは地域交流の一環としてそっと抱きしめるのが男のたしなみであろう。

星6つ。

外観

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ノーコメントこれから頑張れ発展途上まだまだイケる並まあ良いのでは?なかなか美味いねこれは美味い!!広島最高峰広島の誇り★
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ご意見番の声を聞け!

  1. 銀山町の店に行ってきました。
    営業は11:30~14:30のランチタイムのみ。夜はBarなのかしら?なかなかに。なかなかに。むー。
    しかしスゲーとこにあるなぁ。もみじ銀行の裏、夜は賑やかそうなスナック入る雑居ビルの5F。事前情報があって、表に看板が出てるから入れるけど…無かったら、とてもじゃないけどご遠慮ッス。
    エレベータで上がりぃの、閉店中の飲み屋入り口を分け入りぃの、奥にたたずむ「営業中」の札が下がった扉。ここかぁ。
    ドアを開けると「いらっしゃいませ」と店主の声。中は…あー、ランチタイムど真ん中の12:10で私一人です。これは厳しい、か。

    何はともあれ注文。メニュー開いて最初に見えた「盛岡じゃじゃ麺」とやらを。写真で見た量を鑑み、大きさ「大」で注文してみました。
    いろいろ手間があるのか、私一人なのに提供まで10分ほど。ん~…。
    ミンチ肉と、千切りきゅうりと、うどん的な麺。とりあえずいただきましょうか。
    指南書通りにおろし生姜とか酢とかラー油とか適当に入れて混ぜる。そしてすくい上げてズズズッ!

    …まずくは、ない。だけど、これは…。

    ジャージャー麺イメージで食すると、刺激の無さに仰天する。炒めたミンチがこの程度の風味だと、それだけで頭の中が?ですよ。
    麺。太さ不揃いのうどん?いや、うどんよりコシがある。おかげですこぶる食いづらい。噛みにくい。飲み込みにくい。
    きゅうりの千切りも大きすぎない?口の中で、ともすれば痛いよ。
    まずくは無いんだけど、「大」にしたことを早くも後悔。これは…ツライ。

    何とかかき込んで完食。でも、個人的にはもういいや。
    冷麺もあって、こっちはかなり勝手が違いそうなんで、次回あればこっち行ってみたいです。

  2. ここは流川通りのBarIZARAのおやじがやっていた店で近々畳んで(もう閉めたかな)銀山町もみ銀本店裏あたりに引っ越して本格的に二毛作でがんばるそうです。

貴殿の声を聞かせてくれ!

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