広島市を中心としたエリアのラーメン事情を一方的に執筆

蛍の炙りチャーシューラーメン
広島県広島市中区薬研堀10-10
082-241-7717
定休日:日曜日
21:00~翌9:00

流川界隈に突如現れた新店、蛍である。景気の動きに敏感なエリアだけに、新店の登場は明るい兆しを皆に告知してくれる生の景気指数であるな。ここは、と言うかここも博多系の某人気店の流れをくむ気鋭のニューカマーで、入って見渡せばメニューも挑戦的な三本柱が屈強。これは見るものを大いに悩ませるな。店名が蛍だから『牛タン蛍らーめん』が本命なのかもわからんが、ここは並び的にも先鋒であろう『炙りチャーシューらーめん』で初戦とさせて頂く。

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さて、ブツの到着までに『某』の流れについて考察するが、味云々より以前に、この一派(?)は見せ方が上手い。と言うか本来やって当たり前の広報活動や演出を、手を抜かずにしっかりやっている印象がある。『ラーメンにそんなもんいらんのじゃ!』と語気を荒げる昔気質の御仁もおられようが、若手~中堅くらいの世代が新たに荒波に漕ぎ出す場合は、味や立地以外にも広報面での武装はせねばならん。かつて『某汁なし担々麺屋』がメディアに出まくっていたのを非難する声があったが、メディア利用はむしろ正攻法だから大いにやればよろしかろう。朝日新聞以外であれば問題は皆無である。

などと考察しておれば既に来ているではないか! 『炙りチャーシューらーめん(830円)』

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見た目は大変よろしい。器の白さも優等生的で大変印象が良く、女子アナの入社面接を彷彿とさせる。となれば入社前にさっそく『お手付き』させて頂くしかない。

もうもうと湧き上がる湯気の中にブワッと顔をうずめるが、これは案外香りは多くない。生粋の博多ラーメンのような臭気や熱気とは一線を画し、万人向けにアレンジし直したマイルドさを感じる。スープの適度な粘度とそれなりの密度は『濃厚一歩手前』の領域で、某の流れを濃く感じる。ここは多くの県民から受け入れられるであろうミドル級エリアで、ライトユーザーにも優しいし、しこたま飲み倒した御仁らの『決壊』を未然に防ぐ意味でもまずまずのポイントだろう。

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細麺は最もポピュラーで愛されるところを維持。博多というより、素直で普遍的な豚骨ラーメン。とは言え、時間が時間だから濃厚一歩手前でも結構な内圧がかかる。

序盤は静かな立ち上がりであるが、当初からもやしが妙にみずみずしい。が、それ以外においては道は極めてシンプルだ。すなわちすぐに巨大な炙りチャーシューへの到達である。

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さっそく喰らい付いて噛み締めれば、そこは地獄か極楽か。・・実際のところ、極楽には二歩及ばず、まぁ悪くない感じか。炙りというわりに『その形跡』は少ない。どうも香ばしさが出切っておらず、圧倒的な存在感に実態が負けてしまった感は否めん。深みが足りないのかもしれんし、単に調和の問題かもしれん。が、オープンからそんなに間もない上、お店の混雑具合を見れば、この時は偶然にもハズレだったと見るのが『慈愛』というものであろう。

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チャーシューを堪能した上で改めて顧みれば、やはり基本シンプルで、このスープと細麺を堪能するのが主軸。チャーシューはトッピングとして捉えるのがいいかもしれん。

比較として浮上するのが同じく流れ川界隈の『ラーメン國』だが、あちらはクリアな塩海路線であったため、飲みの後の深夜の〆となるとどうしてもあちらに分がありそうだ。

が、あえて吐露すれば、酒類、脂類、時に罵声などを浴び倒した後に喰らうラーメンの素性など正確に理解しようもない。当店においてはあと一歩深い一撃が欲しいと感じた次第であったが、それとて当時の空腹具合や気持ちの高揚(時に折れ具合)、直前に何を喰らったか、誰を、いや誰と喰らったかなどでジャッジは千手観音のごとく変貌をきたす。

そういうわけだから、この界隈のラーメン評についてはあまり真剣に捉えんほうがよろしかろう。そういう前提の上で、当店においては発展途上の部分もあろうから、ここは気長に栄達を見守る事としたい。

星6つ


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ノーコメントこれから頑張れ発展途上まだまだイケる並まあ良いのでは?なかなか美味いねこれは美味い!!広島最高峰広島の誇り★
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