広島市を中心としたエリアのラーメン事情を一方的に執筆

福臨門

福臨門 汁なし担々麺
広島県広島市中区榎町1-32
090-8609-1336
11:30~14:30
17:30~翌1:00
不定休

かつて八丁堀界隈に存在した台湾屋台風の中華料理店、「台湾麺屋」・・。見れば福臨門(ふうりんもん)と改名し、十日市界隈に移転している場面に遭遇したため、潜入を試みる。

この場所はかつて別のラーメン屋がFCで開店してすぐに撤退した記憶があるが、そんな暗い過去などなかったかのように店内は活況をきたす。と、気がつけば汁なし担々麺を即決でオーダーしている我が身に驚嘆を禁じ得ないのである。

それにしても相変わらずメニューは豊富であるな。以前、この料理人の腕は本物であると確信したわけだが、大陸由来の剛腕が、本場汁なし担々麺にてどのような導きを我々にご呈示くださるのであろうか?待ち時間は永遠にして苦悩。コップの水が溢れるほどの震えこそ禁断症状スレスレの貧乏ゆすりであるが、そんな時を見計らってドン!ようやく「本場汁なし〜」の登場と相成った!

汁なし担々麺

これは本場であるな。もちろん本場など見たことないから当てずっぽうであるが、この漆のような重厚さはどうか。広島における汁なしとはあえて一線を画す業界の’オレ流’にご対面となった。

と、気がつけばここでも無条件に20回もかき混ぜているのだから、もういけない。機が熟した今、全身でダイブするのみ!

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・・出だしは案外マイルドであるな。いや、厳密には当初から鈍い刺激がじわりと来るが、キャッチーさと言うか、大衆性においては広島を席巻する「汁なし〜」勢には及ぶものではない。であるが容易に解読できない複雑さ、奥底の深さは完全に玄人肌の仕様である。身ぐるみを剥がしてみれば塩分による補強が過多である国内の「汁なし〜」に比して、こちらは香辛料の調合だけで極めにかかる「いぶし銀」の玄人芸。大衆へのリップサービスを排してひたすら関節技で落としにかかる藤原喜明で、言わば業界の「脇固め」か。(分からなかったら検索してくれ)

山椒中毒者が喜ぶほどの刺激や突き抜ける辛辣さは無いが、心地よく香る香辛料やら、よく分からんタレのなんとなくある一瞬の甘味みたいな何か。それらがじっとり固まった麺をさらに強固に固まらせているから食感も独特で、それをゴリゴリとかき上げて頬張る我が身などは、向こう席の淑女から見れば亡者そのものと言っても過言ではあるまい。

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一般的な汁なしの店にあるような気の利いた専用トッピングものも特に無く、他の中華料理と共用のタレやら香醋みたいなのを途中から手当たり次第ブチ込んでみるわけだが、これらも専用モノではないせいか、劇的な起爆剤にはなりえない。とは言え、何とは無しにもう少し追加してみよう、いやもう少し、いやあと少し…と量を重ねていくのだから本場の香辛料とは恐ろしいもので、ハニートラップにも通じる「底なし感」すら垣間見える。かつて山崎拓も赤坂の議員宿舎で”同じような快楽”を味わったのであろうか?

テカテカの豚角煮

そのような流れで、先につつこうか後にしようかと迷っていたチャーシュー、と言うか豚の角煮へとたどり着く。肉厚のデーンとある存在感は中華の風格で、ここは一気に頬張るしか道は無い。甘辛くもテイストとしては全体の流れに与した同系の範囲内に収まっており、量が少なめであるからこちらも「あぁもう少し…」の余韻を残して一挙に過去のものとなる。

みれば手元にはご飯が盛ってあるものだからすかさず投入。が、これに関しては蛇足の感がやや有りで、お米とのマッチングの技巧さにおいては国内勢に軍配が上がるのであった。

全体として、他の店にはない我が道を行きながらも、実はこちらが本場に近い(のだろう)と思わせる立ち位置こそアドバンテージ。結果として規定の「汁なし〜」とは全く別路線ながらも、別の角度からこみ上げる満足至福の念が中枢をじわじわ冒し続けるのであった。

星7〜9!?

ノーコメントこれから頑張れ発展途上まだまだイケる並まあ良いのでは?なかなか美味いねこれは美味い!!広島最高峰広島の誇り★
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