広島市を中心としたエリアのラーメン事情を一方的に執筆

横綱家

広島県広島市中区袋町7-18
082-246-5717
月 - 金: 11:30 - 14:30、17:30 - 2:00
土 - 日: 11:30 - 2:00
https://www.facebook.com/pages/横浜家系ラーメン-横綱家/212329595611494

かつて安佐北区の深川エリアにあったという・・。すなわち横綱家。往年で有れば千代の富士だし、六本木と絡めれば朝青龍。さらに広げればチェホンマンとかD.スミヤバザル(朝青龍のお兄さん。モンゴル相撲の英雄)まで拡張可能な、まこと素晴らしき店名である。辛口ご意見番の多い深川界隈では『いつの間にか潰れとった・・』という声もあるらしいが、実際には転戦で、立地的にも栄転と見るのが正解かもしれない。

店内は奥に広い繁華街型で、結構なキャパである。入口の券売機は一種の関所であるから、ここは雷撃の意思決定で『味玉ラーメン(800円)』を選択。もちろん小銭の使用は隊列を乱すから決して推奨はできない。小一本を入れ、全力でボタンを押し込むのが繁華街におけるたしなみである。

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さて、800円という価格であるが、当店に限らず高めのお店が増えている。しばしばそれを良しとしない意見があるわけだが、繁華街での価格も一部はショバ代だから、皆で広く負担するのが県民の良識であると信じたい。値上げした分、他店より儲けているかと言えば大抵の場合そうではなく、せいぜい大家さんがニンマリしている程度だろう。高家賃はハイリスクで実質の背水の陣であるから、まずは新店を応援するのが士道であると考える。

と、見れば早速来たではないか・・。

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これは・・。店名にも明記してあるが、いわゆる『家系』である。横浜・横須賀であり、かつて平和公園近くの『横須賀屋』で見たものと風貌は概ね同じであるな。早速お手合わせを願うとする。

と、麺を持ち上げればモワッと香る濃密な香りこそ豚骨であり、追撃的に醤油が香る。文字だけ見れば醤油豚骨であるが、広島のそれとは異なり、もっと力技的なズ太さがある。麺は中太で、終戦後の昭和24年創業の菅野製麺とある。関東からわざわざ仕入れているという事か。菅野と見て『菅野(美穂)』や『官能』のキーワードが連想される御仁も多かろうが、それは決して間違ってはいない。連想の飛躍こそ凡人からの逸脱であり、そこから生じた願望さえも積もれば現実となる(場合がある)。・・さて、そんな中太麺であるが、粘度高めのスープがよく絡まりやすい相思相愛の体(てい)。スープはマイルドであるが、口に含む直前までは臭み、含んだ瞬間に上品な口当たりとなる『臭クリアー』でかなりの上モノであると判断する。

味玉

私などはド素人だから『これぞ家系』とか、『本物はこんなもんじゃない』といった論争勃発時には、なす術を知らない。が、率直に美味い店であると感じた次第であるから、それで良しとしたい。で、見れば今回の主力である味玉が控えているではないか。この黄身の色身とトロみ具合はなかなかいい線である。一挙に頬張れば、まぁ普通の味玉であるな。スープがふくよかだから、どちらかと言うとスープを引き立てる味付けである。醤油が違えば旨味も異なるわけだが、醤油濃い口の重みが広島との違いか。

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そんな流れで横綱との大一番はチャーシューへと到達するわけだが、これはオーソドックスにかつ、柔らかく煮倒されたジューシー系。あっさりサッパリ路線ではなく、このスープの中においても肉と醤油の旨味があせない存在感こそ力士の生き様。巻いた豚バラもどことなく相撲部屋っぽさがあって演出的にも良し。実際には、勝手に店名から連想して力士にこじつけているだけだが、何にしろ『喰った感』が結構あって神経の中枢は充足となる。

一旦スープに戻り、海苔をスープに浸してライスへ寄り道するなどし、冷水でしきり直せば、再度スープのふくよかさが口の中で生き返る喜び。ここに来て結構な塩分の存在に気づくわけだが、それでも良識の範囲内におさめられており、味を狂わせない範囲で魅せるバランス感覚こそ秀逸。終盤まで飽く事なく、横綱相撲を見せつけられた次第である。

味も雰囲気も立地もいいから、ネックとなるのは価格だけであるが、安売りしても潰れたら意味がないのでここは影ながら見守るしかない。今のままの味とサービスが持続されれば、次年度の人気店として台頭してもおかしくはなかろう。

星9コ


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ノーコメントこれから頑張れ発展途上まだまだイケる並まあ良いのでは?なかなか美味いねこれは美味い!!広島最高峰広島の誇り★
投票数 120 , 得点平均: 6.67
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ご意見番の声を聞け!

  1. 豚骨醤油ととらえれば、おいしいでしょう。しかし、家系ではないです。家系風です。
    麺とスープの基本がしっかりしているので、家系にこだわりのない方には問題と感じられず「おいしい」という判定になると思います。

    [家系ではない根拠]
    ①油:チー油の匂いがしない。地方では難しいところですが、これこそが家系の醍醐味でしょうに。
    ②ほうれん草:存在感が薄い。値段の問題で仕方ないか。
    ③のり:関東風の「すしはね」(青・薄い)を使うのが暗黙の了解ですが、関西風の海苔(黒・厚手)でした。海苔は広島でも容易に関東風が手に入るのに、なぜ関西風なのかが解せません。関西風海苔に多量の油は危険です。おなかを壊します。海苔増量は避けることを強く推奨します。

  2. キビシーコメントも多いですね。
    横浜にしばらく住んでいて、ほとんどの家系ラーメンは食しました者です。
    横浜まで行かなくてもほどほどの美味しさで味わえて嬉しく思いました。
    また来店したいと思います。

  3. 袋町の家賃じゃ苦しいかな?
    田舎の時はそこそこお客さん入ってたのに。

  4. いつの間にか、深川から移転してたんですね。
    家系ではなく、家風です。
    料金だけは家系並。

    油多めで頼んだのに、そうでも無く、何よりスープがぬるい!
    麺はほぐさず茹でたかのような始末。
    マスターはテンパってるやら、店員は辿々しいし。
    家系以前に、ラーメン屋としてどうかと。

    家系は、素直に横浜に帰省したときにたべます。
    深川時代から成長を期待して訪問しましたが、期待ハズレ。
    立地的に勝負したようですが、ヤバいのでは?
    近所の某有名店とは勝負にならないかと。

  5. 初訪問です。
    スープ、含んだ瞬間に「旨っ!」と納得。すわ当たりか!?期待!
    で、食い進めて…ん~、いくつか気になる点が。

    スープは確かに旨い。濃厚トロトロ豚骨醤油系で、上に鶏油の膜。
    …らしいですが、鶏油はあまり仕事していない印象。
    飲み進めていくと、どうにも喉の奥に違和感が残る。素材、もしくは水に何らかのクセがある気がする。

    麺。
    ゴリゴリしてます。堅さの問題じゃないゴリゴリ感。好みではないかも。

    チャーシューは好みの味付けでした。
    薄いけど。1枚だけだけど。できあいっぽいけど。

    一番の違和感…ぶっちゃけると、具材があんまりまとまってないような…。
    白ネギやほうれん草も入ってますが、それぞれがそれぞれの味で味わえました。ん~…

    再訪は、たぶんします。お店もキレイですし、何より旨いと思いますから。
    またそのときに印象変わるかもしれませんし、ね。

    1. 自己レス失礼。

      2度目(かつ、たぶん最後の)訪問しました。
      要するに、ここのスタッフは接客業としての意識が薄いんだと思う。前回も気になっていたけど、店員が良くない。もとい、ダメでしょあれ。

      知り合いの客が入ってきたら、フロアにいる巨漢の店員が大声で話し始めた。食ってる私の頭の上で。ツバ飛ぶかもと思って気が気でなかった。なんでフロアに出てきて関係ない客の頭の上で話せるのか疑問。
      あと、厨房のお姉さん。気になる人もいるんだから手首はせめてサポーターとかつけたほうがいいと思う。

      今日も空席目立ちました。つーか客数人。たぶんあまりいい印象を持たれていないんだと思う。
      味とサービス天秤に掛けたら、もう行かなくてもいいかなーと思ってしまいました。残念。

  6. 店内に入った瞬間、異様な臭気。
    ナニこれ?獣臭?いや、なんだかワンちゃんのにおいが…
    チャーシューはやっぱり業務用なんですね。
    なんか妙な風味だったので残しました。

  7. 深川の時にはよく食していましたが、家系ラーメンを食べたいのでは無く
    こってりしたラーメンを食べたいから足を運んでいましたが、
    もっと頑張って欲しいと思いますね。

    麺にしても、スープにしても・・・・
    麺に関しては、市販されている生めん系のそれとあまり変わりない気がします。
    何もかもが、合わせてMIX足した仕上がりの感じ。
    そんな店主の意気込みや思いは、ここの家系ラーメンには伝わってこない。
    一杯のラーメンの出来に気持ちは無く、銭主義なんでしょう。

    家系のラーメン愛する方が多いと思いますが、その分拘り等あります。
    中国エリアの家系ラーメンであれば、岡山県の【横浜家系ラーメン 濱屋】さんがBESTでしょう。

  8. チャーシューは業務用でしたね~
    お客の前で堂々と真空パックされたチャーシュー置いてましたから

  9. 高陽町にある時にはよく行ってました。
    ちょっと醤油辛いので味薄目でオーダーしてました。野菜を追加するとなんとなく二郎っぽくなるように思いました。
    値段は高陽時代と変わってないように思うので、まあこんなもんじゃないでしょうか。

貴殿の声を聞かせてくれ!

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