広島市を中心としたエリアのラーメン事情を一方的に執筆

極屋

極屋きわみや
広島県広島市中区西平塚町9-24
082-247-1526
11:30~14:00
18:00~翌2:00(L.O翌1:00)
定休日:日・祝日

近年で最も突破力を感じさせる屋号の一つである。すなわち極屋。kiwamiya-きわみや-と読むらしい。場所はかの花山椒生誕の地、東平塚の一角で、ランチから深夜までを精力的にカバーする男気営業である。名前を見ても世紀末覇者のような印象が色濃く、私などは『極』の一文字から『蒙古覇極道』を連想するに至る。(これについては意味が分からない人も気にしなくていい)

当店には知る人ぞ知る『ザ・・』という裏メニューが存在するとの声もあるのだが、詳細にはあえて触れない。ここは定例どおり主力メニューの『牛骨・黒』で極みの恩恵に与ることとする!

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で、マツコと、いや待つこと4分弱、カウンター向こうより黒色の海面が登場となった。風貌からしてこれは濃い。黒海でありアラブの黒光り。さらに言えば黒王号。男臭い出会いに感謝するしかない。

気がつけば反射反応にて着手。口に含めば芳醇なる香ばしさとオイルな質感、そして異質なザラつきがキワどくも秀逸。視覚で既に圧倒しているから、ここはファーストコンタクトがいきなり極め(キメ)の一撃と相成った。

醤油とんこつと博多勢が席巻する広島において、牛骨というのはマイノリティーの極みである。宇品の阿吽が牛骨であったが、あちらが塩で上品にまとめていたのに対し、こちらは文字どおりの極右(革新という意味では極左か)。

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劫火の燃え残りの感じさせる苦み走った香ばしき炭焼き風。が、実際のところは割とコンパクトにまとめられており、極端に濃いとか論外に辛いとか、そういう破局路線では決してない。黒い海面の下にはクリアーな本性が見え隠れしているし、ドロッとした中でもどこかスマートな印象を感じさせるのは牛骨の素性によるところか。

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麺は低加水でスープとは一線を引き、この中において主役の座としての存在感を守る。この流れでチャーシューが主張しすぎると乱戦必至なのだが、ここは刻み、解きほぐされ、うまい具合に平穏無難な肉質としてしたためられており、満足度の向上に貢献する。

その後は起伏に富んだ展開もないのだが、野戦を髣髴とさせる本能刺激型の香りと食感が喜びを持続させ、脳内の『あっち系ホルモン』がけっこうな分量で分泌されていそうな恍惚。そのままの緊張度合いを守りつつ太く短い明快な歩みでゴールへと導く。ここでスープまで飲み干せば感涙の極みであろうが、コンディションを考慮して次回の課題とする。

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牛骨はパンチの弱さが指摘されがちであるが、当店のようなコアな組み合わせであれば満足感もズ太く、後味のさっぱり感が引き立つので潔い。

店を出れば真ん前がセクキャバだし、順序にもよるが、景気付けや厄落としにもつながりそうな骨太の展開が期待できそうであった。

何らかの事情で心の迷いから抜け出せない御仁などは、ここで鋭気を養うのがよろしいのではないか?人生をやり直したいと考える朝日新聞関係者にも大いに推奨したい。

星8つ。


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ノーコメントこれから頑張れ発展途上まだまだイケる並まあ良いのでは?なかなか美味いねこれは美味い!!広島最高峰広島の誇り★
投票数 126 , 得点平均: 6.48
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ご意見番の声を聞け!

  1. 明けまして極屋。
    そんな気は無かったのに、着席→いつもの白ラーメンかな?→でも新年だから新しいことをしたいなぁ…
    結果、初の「黄ラーメン」を注文。カレー味かぁ。想像できるような、できないような。

    そして出てくる丼。
    期待を裏切らないスープの「黄色」。ただ「黄色」。香る「黄色」。ああ「黄色」。
    カレーです。カレーの予感がします。ここまでカレー推しだとカレーがカレーです(意味不明)。
    なんだかよく分からないのですが、とりあえずスープをすするのですズズズズズ…

    「…ンっまっ!」

    よく考えりゃ、そりゃ牛骨の脂風味とは相性最高だわなぁ。これスゲーいい。
    麺とも合う。具とも合う。そして何より、こちらのお冷やは冷茶なのですが、それとの相性も抜群という。こりゃいいや。
    しかし…他の「赤」(辛味)、「黒」(醤油・焦がしタマネギ)もそうですが、ベースの「白」に他の味を加えてる訳ですよね?具材も変わらないし。であれば、「白」提供+「赤」「黄」「黒」スープの別提供って感じでもイケるんじゃないかなぁと。そうすれば「白」味わって味変できる。とか勝手に考えてみる。

    考えてるうちに完食。ごちそうさまでした。
    夜は貸し切りとかで入れないときもままあるので、ランチ営業はありがたいです。ごちそうさま、また参ります。

  2. いまさら極まりないことですが…
    ×きわみや
    ○きわめや
    みたいです。

    スープ飲み干して、何気なく丼内側のロゴ見たらkiwam「e」yaですよ。改めて見るとフェイスブックもkiwameya。なるほど。
    あ、赤ラーメンの中辛は、冬でも汗だくだくの破壊力でした(たぶん私だけです)。

  3. いろいろあって、薬研堀で昼食を取ることに。
    しかしさすがは夜の繁華街。ランチ営業してる店自体が珍しい。む~…
    流れ流れて、気づけば大人のお風呂屋さん界隈に。なるほどなるほど、昼からも開いてるんだ。割安だし【以下検閲】いかんいかん。時間も無い。早く店を探さないと。

    「中ちゃん」抜けた目の前に、お、「牛骨ラーメン」の文字。ああ、ここが「極屋」かぁ。うっし、ここにしよう!入店!
    ご主人と、女性(奥さん?)の二人体制。レイアウトは、手前のカウンターと奥にテーブル席。先客は…1人だけ?場所柄なのかなぁ。
    さて、メニューは?…ふむ。ラーメンは4種類。ノーマルの「白」、辛い「赤」、カレーの「黄」、焦がし玉ねぎ?の「黒」。他にはカレーとか居酒屋メニューとか。
    まぁ初回だし、「すべてのラーメンのベース」とも書いてある「白ラーメン」(\750)一択かしらね。あ、追加で「肉味噌ご飯」(\300)とやらもお願いしました。
    さほど待たずに、まずラーメン登場。おおお、澄んだスープに、ともすればコーンビーフにも見えるほぐし肉&ネギ&もやしがてんこ盛りとな?香りからして牛脂の暴力を感じますよ。これ何ぞ?
    1分かからず「肉味噌ご飯」も登場。いざ実食の運びとなり候。ふふふ。

    まずはその澄んだスープをば。ズズズズ…
    おおお、素人丸出しの感想としては、こりゃまんまテールスープのそれやがね!旨い!
    牛の濃厚スープと、強めの香辛料。好きと嫌いがきっぱり別れる風味。こーゆーのいいですよね。好きだわー。
    そこに絡みつくストレート細麺も好み。ほぐし肉と一緒に吸い上げれば、口の中に牛骨髄の花が咲く。良い!

    「肉味噌ご飯」はどうかしら?ぱくっ!
    …ん~、こっちは思ったほどじゃないかなぁ。ミンチとか和牛コーンビーフとか、そういった「飯の友」的なのを想像してたけど…。これ、なんか「もろみ」みたい。想像と違った。
    あ、でも、付け合わせの小鉢がイイカンジです。ええと、ハムカツ、お新香、きゅうりの漬けたのと…お?この赤いのは?おー!明太子じゃん!頑張ってるぅっ!これだけ付いてくるなら、100円安い普通の「ご飯」でも良かった。

    具材は瞬時に食い尽くされ、残ったスープをレンゲですするとこれほんまテールスープじゃんうひゃひゃ。
    しかし本能が全力で警報を発令する。「多量摂取してはいかん」と。
    ダメこれきっとダメなやつズズズズいかんいかんよこれ以上はズズズズだめだってばズズズ…という葛藤をなんとか乗り越え、飲みきらず残すことに成功。強い意志で我慢しないと飲んじまうわ、こんなン…

    思った以上に好みでした。夜だともっと楽しめそうですね。前向きに検討します!

    1. 昼一番で職場を抜け、知ってる限りの郵便局を回ったあげく、どこの窓口でも「朝イチで売り切れ」と言われた本日発売カープ記念切手…。
      オ レ の 心 が ポ ッ キ リ 折 れ た 。(泣)
      並木通り、立町、まさか福屋の8F郵便局まで売り切れとは…
      銀山町…無い。あきらめ。思いあまってここに突貫。今日のラーメンは、きっと涙の味がするぜ。

      注文したのは赤ラーメン。辛いらしい。まぁここの特濃牛骨スープと辛みが合わさりゃマズイわけがないわな。期待。
      辛さも選択できるのか。小辛、中辛、大辛…つーか、ただでさえ歩き回って汗だくなのに、これでクソ辛いラーメン食ったりなんかしたら…し、小辛でお願いします。←ヘタレ。
      ここのお冷やはお茶なのがうれしい。きんきんに冷えたお茶で体を冷やしながら、待つこと5分。一緒に頼んだ白ご飯とともに提供。うぃっす早速いただきまっす!

      スープ、ズズズ…ごくん。
      うん。うっっっまいわぁーっ!!

      想像通り。思った通りの濃厚辛みスープゆえ、思った通りにブチうまい!
      辛みはラー油のみかな?赤みがかった油が表面を覆っています。これがイイカンジに牛骨スープと相まって、まーあ飲み応えがある。当然ながら細麺との相性は抜群。すするたび、ほんま変な息が漏れますわ。ふへぇ。
      小辛にしたのが悔やまれる。この辛みは魔性。せめて中辛にしておけば良かった…

      この一品だけで十分満足できますが、白ご飯があればさらにいい仕事してくれます。だってスープにピッタリなんですもの。
      付け合わせの小鉢も、これだけで二膳くらいいただけそうなクオリティですよ。今日は…ソーセージ、お新香、卵焼きと…うっし明太子!これさえあればメシライフ充実ですわ!

      本当は飲み干したかったスープ。しかし休憩時間が残り少なく、飲みきれぬまま退店を余儀なくされることに。くそ、記念切手の呪いか…←言いがかり。
      大変に美味しゅうございました。なんかイチオシ?定番?の黒ラーメン食わなくてもいいような気になってます。

貴殿の声を聞かせてくれ!

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