広島市を中心としたエリアのラーメン事情を一方的に執筆

梵天丸

広島市佐伯区五日市中央7-5-11
082-208-5366 11:00~15:00 18:00~22:15(LO 22:00) 定休日:水曜

何となくカープっぽい名前であるが、これは伊達政宗の幼名からとったのだろう。すなわち梵天丸。政宗幼少時のお師匠さんは『心頭滅却すれば・・・』の 禅僧快川師で、その教えがあったからこそ、正宗は徳川に対しても最後まで腹の底を見せずタフに生き抜いたと見ることもできる。そんな名誉な名前を店名に頂く気鋭の汁なし担々麺専門店、梵天丸。ここは腹をくくって全力で斬り込むしかない。

店内は郊外、しかも信金跡地だけに広く、券売機が人力マンパワーを静かに底支えしている。選択肢は多々あるも、ここはオーソドックス+お店の底力を堪能する為 『特製汁なし担々麺』にてオーダーを通す。

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ところで、伊達政宗が独自にイスパニヤとの貿易を試みていた事はあまり知られていない。関ヶ原後において、この行為は体制に歯向かう『背徳』そのものであり、バレれば即刻大軍を送り込まれても仕方のない『大博打』である。が、面従腹背で堂々と渡り歩く男の胆力こそ伊達。徳川の外戚として立場を固めつつも、反徳川の性根・道筋は温存。時代がどちらに転んでも生き残れるよう練り上げられた布石は知力と謀略、そして『男気』の粋であろう。結果的にイスパニヤとの交易は成らなかった為に歴史に与えた影響も少なく、教科書では触れられない出来事となってしまったが、これが男塾であったなら伊達の生涯こそ必須科目であろうな。

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という事で、計測5分強、梵天丸の汁なし担々麺の登場と相成った。一目瞭然、ネギは盛り上がり、麺はもはや地表の奥深くに消失し、まさに風貌異彩。2色飯のようなシンプルな美学は伊達の『大見得』。この下に『猛毒』が画されている可能性にも配慮しつつ、早速斬り込みをかける。

ゴリゴリ混ぜ倒して一刀目。一瞬ピリっと!山椒というより、唐辛子系のスパイス由来な辛味。そしてじっとりほんのりと独特の甘みが静かにかぶさる。麺は異例の中太麺で少ない汁の中における存在感は高い。山椒中毒であれば、ここで迷わずテーブルの山椒をバンバンぶち込んで咆哮を上げるところであるが、私なども例に洩れずそうなった。もちろん咆哮は自制したが。

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それでも山椒はそこまでハードではなく、つまりキング軒とか國松のコピーではなく、自らの道を自らで切り開く独自の路線。まぁ麺がぶっとい時点でそうだろう。しかもここには独自の海老ラー油が鎮座しており、これが激辛であるという。伊達の本領を望むならここに挑めという事か。が、初回で相手の誘いに乗れば壊滅の結末すら有り得る。ここはあえて危険回避、通常のラー油にてお茶を濁しつつ和平交渉への道を探るのである。

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と、気がつけば舌がしびれているではないか。これは紛れもなく山椒パラライズで、知らぬ間にここまで間合いを詰める駆け引きこそ謀略。ここで密かにライスに方向を転換。退路確保に向かうが、ライスにまぶしてあるザーサイのアクセントが非常に秀逸であることに気づかされる。同時にネギなども雑兵のふりをして結構な戦力。さすがにこれだけ盛ってあれば品質の良し悪しが全体の行く末を左右するから、結構気を遣って鮮度維持をはかっているのだろう。山椒の一本頼みではない、地味ながらも寝られた夫人、いや、練られた布陣でド素人の城を脅かすのであった。

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最後は定例のライス・温泉玉子の投入であるが、ここは軽くまぶして味わってみる程度で矛を収める。結果的に、キワだった旨さ、アドバンテージに狂喜することはなかったが、いつの間にかうまく丸め込まれて快適な食後へと導かれた次第であった。となると、鍵はおそらくは海老ラー油であろうから、次回は臆することなく調合の過程で加えることとしたい。

★7こ

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ノーコメントこれから頑張れ発展途上まだまだイケる並まあ良いのでは?なかなか美味いねこれは美味い!!広島最高峰広島の誇り★
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ご意見番の声を聞け!

  1. 相方と所用で五日市へ。
    昼飯どうすっぺなぁと考えていたところ、ふとここが思い当たりました。諸事情で、汁あり担々麺(梵天麺)はいただきましたが、主力の汁なし担々麺は未食。なんつー状況だ。←自業自得です。
    んだば行ってみるかー。さて、どんなもんか。

    13時過ぎの訪問でも駐車場ほぼいっぱい。すげー人気だ。
    残り少ない1台分を確保し、入店。訪問経験はあるので、迷わず食券販売機へ。
    辛み苦手な相方には「豚骨ラーメン」を勧めたものの、「たまには汁なしがいい」とのお返事。「特性汁なし担々麺」、その 0 辛 チ ョ イ ス という奇蹟を垣間見ることとなる。
    私も、気まぐれに「鶏にぼしラーメン」てのを選ぼうとしたら売り切れ。あらら。で、あえなく「特製汁なし」の2辛+ごはんとなりました。
    奥のテーブルに通され、すぐにごはん用の茶碗の提供。ジャーから自由に盛れる方式ですね。ザーサイも一壺ついてきたのは嬉しい。ごはんにザーサイたっぷりかけて、備え付けのエビラー油乗せれば、簡易丼の完成です!
    ほどなく汁なし担々麺も登場。では、混ぜて混ぜて混ぜて×20からのイタダキマス!

    ファーストインパクト:軽い。
    辛みがマイルド~。こりゃちょっと拍子抜け。2辛全然辛くない。
    タレの味そのものは旨い。具材配分も申し分ないものの、辛みが…うん。備え付けのラー油やらエビラー油やら山椒やらで調整可能なのは、自分好みの味を見つけろと言うことかしら。
    0辛の相方、そそくさとラー油に手を伸ばす。さすがに辛み苦手っつっても足りなさすぎたか。
    この様子じゃラー油もそれほどでもない?特にエビラー油の方は「激辛注意」ってどくろマークのシール貼ってるけど、たいしたことないと予想せざるを得ない。きっとそうに違いない。と思い込んで何も考えずにドバドバー→実食。

    お 口 が 地 獄 絵 図 。

    …ぬ、ぬかった…自身の辛み耐性を軽く越える辛みがががが…
    とたんに流れ落ちる滝汗。一口ごとに止まる箸。ええと、辛みに弱い我が眷属におかれましては、エビラー油の量に注意されるようご進言申し上げます。
    そして、まだ問題が控えております。
    ご は ん に も エ ビ ラ ー 油 か け ち ゃ っ た ん だ よ な ぁ …

    …無心。ただ、無心。
    ごはんを口に運ぶ→ザーサイとのハーモニーうまうま→おや?エビラー油もいい仕事してるじゃなギャース!→滝汗ドバーおくち痛い痛い…
    はぁ…これを…麺食い終わった丼に入れねばならんとは…←自重しなさい。

    辛みはともかく、総じて旨い汁なし担々麺でした。
    ただ、好みで言うと、私はデリカセロリ派でしょうか。

  2. やっと梵天丸に訪問出来ました🍜

    こちら交差点の角地にあるので北から向かうと入りにくい💦
    危うく事故りそうになりながらも駐車。

    お昼だったのでお客さんは沢山おられました。

    食券機で選ぶも色々あって初心者には悩ましい…

    何となくで【特製大の10☆激辛】¥930
    麺量1.5らしいのですが高いですな💦
    特殊な麺を使われている関係からかも?

    梵天斬り?だったか100の辛さまであるみたいですが『ハバネロ』の文字があったので却下⤵
    10までは未使用との事。

    他のお客さんは【並】と【白ごはん】の選択ばかり。
    見ると【ザーサイ】が大量に配給されていました。
    個々にお椀で。
    次回はそれにしないと…

    さて、着丼から混ぜ混ぜ。
    ネギと挽肉はなかなかの量⤴

    ん~?
    山椒の痺れも風味も多少しか感じられず、辛さも意外と抑え気味?
    【温泉卵】を投入すると尚更。
    麺も特筆する部分は無し。
    行き慣れている店の物とは随分と違いました⤵
    やはり山椒の痺れと香りがあってからこそでは?

    夏限定の『冷やし』それと『ラーメン2種類』に興味があります。

    取り敢えずご馳走様でした。

    1. ぐうさん
      この店はご指摘のように辛さも痺れも控えめですよね。
      卓上の辣油と花山椒を掛けて、自分好みにカスタマイズがこの店流です。

      私も激辛頼みますが、追加するのが必須です。

      そしてご飯は必須、皆さんザーサイ乗せて、辣油の具ごと掛けて食べてます。

      個人的には12月より始まった【もりそば】おすすめです。
      濃厚民族の私は担々麺よりつけ麺です。

      1. らーめん好きさま→

        やはりベースは控えめで自分でカスタマイズするスタイルなんですね💡
        山椒とか一味とかあったのですが【エビ辛?】と【香酢?】を使いました。
        前者には「激辛注意」とありましたが、そんなに辛くなかったです。
        風味は変化して良い感じになりました。

        ご飯は良心的で高評価ですね。
        あのザーサイのお得感は類を見ないです。

        【もりそば】ありましたね(・∀・)
        そっちを攻めてみたくなりました。

        情報ありがとうございます🍜🍜🍜

  3. 【麻辣商人】の屋号じゃないので、別に受け継いでなくてもいいと思うけど。
    同じ味である必要は無いんじゃない。また美味しい担々麺と思うけどな。
    太麺のもりそばだったっけ、つけ麺提供してくれれば嬉しいんだけど。

  4. 大分マシになってきたけど、
    マーラー商人の味の良さを全く受け継いでない

    学生たちが初めてここを食べてこれが汁なし担々麺だとは思ってほしくない

  5. 先人の麻辣商人からの枝分かれだから、「國松、キング軒のコピー」って表現は適切ではないと思われ。

貴殿の声を聞かせてくれ!

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