広島市を中心としたエリアのラーメン事情を一方的に執筆

二代目もんごい亭 広島駅前店

二代目
広島県広島市南区松原町10-21
082-261-1330
11:30~15:00
18:00~24:00
※スープがなくなり次第終了
定休日 無休

とある麺のプロフェッショナルが『広島で最も完成された』と評した、宇品の丹那町の『二代目もんごい亭』。その2号店がこの駅前店である。

恐ろしくリーズナブルな『元気21』のすぐ裏手にひっそりと店を構え、普通に考えれば犬猿の間柄と予想される。が、そこは『金持ち喧嘩せず』で、スタンスもコンセプトも全く別物としてアピール。うまい具合に共存できているようだ。

店名に二代目と冠しているのは、以前安佐南区に『初代』があり、紆余曲折の末に二代目の今があるという、まさにそのまんまの歴史によるもの。

かつて東京の日本橋近辺、人形町というところに『廣島ラーメンMONGOI』というお店が存在しており、看板のロゴなどは同じだったので、おそらくは関係者による出店だったのだろう。そのあたりにも苦労と挑戦の年譜が察せられるというものだ。

二代目もんごい亭のメニュー

メニューを見ても複数のバリエーションが打ち出されており、将来への野心と展望がギラギラと伝わってくる。相手が本気ならばこちらも相当の覚悟で挑むしかない。大将の誘いに乗る格好でマグロ醤油の『二代目』を卵入りにて注文する。

もんごい亭指南書

メニュー裏側にさりげなく記された解説書によると、『二代目』というのは『素人さんは、まずこれを頼みなさいよ』という品らしく、言わばこのお店の『門番』的メニュー。

Prideで言うところのG.G.(ゲーリー・グッドリッジ)である。

店内

しかし再開発前っぽいガード下系の立地だけに、店内は今風に言えば省スペースだが、率直に狭く、閉鎖的男空間と言える。もちろん壁2面がガラス張りで明るい為、女性でも安心だ。

 

5分程度で『二代目』が登場。メニュー写真どおり、チャーシューの分厚さに感嘆。香りも上等である。

二代目

第一印象は良好。魚介系だけに海っぽい。『毎日でも食べられる味噌汁のようなラーメン』という気概が示すとおり、ノンオイル路線で極めて和風の調合。これは完全に『中華圏』の支配から脱しており、『瀬戸内の雄』たる廣島の『海賊根性』を、全力で集約・研磨した結果であろうと理解する。

たまご

もともと海老風味の『初代』に、自家製のさんまペーストを加えた事で花開いた『二代目』。ごった煮のような濃厚な魚介風味に、しかしながら雑味を感じさせない珠玉のバランス感覚がある。魚介系ラーメンは扱うお店が少ない一方で名店が多く、少数精鋭の『第三勢力』とも表現できる。好き嫌いはあるだろうが、非常に刺激的な流派である。

二代目もんごい亭のチャーシュー

チャーシューは、一般的なチャーシューというよりも『焼き豚』であり、ブ厚いながらもあっさりした感触は、海っぽいスープとのバランスを考慮した上での事だろう。麺は卵系で『こりく』同様、風味との愛称がよろしい。ゆで卵も見た目ほど自己主張をしておらず、塩っ辛さを中和させる仲人的な仕事をしていて関心する。

全て事を終えスープをたしなむが、麺が無いと、田舎系うどんスープ、もしくは海鮮鍋の残り汁を飲んでいるようで、口内に斬新な余韻が満ちる。

全体的に動物系のオイリーな感じは控えられており、既にドクターストップがかかっているご高齢のご主人でも、これなら安全に食せるだろう。しょっぱい分、スープを全部飲み干すのはどうなのかと思うが、血液がサラサラになりそうな、精神的な充足は何ものにも変えがたい。

総論として、私の好みとしてはとんこつ系に軍配を上げるが、魚介派も『生物多様性』の観点から大いに推奨されるところ。今後の更なる躍進に大いに期待したい。

ちなみに『もんごい』というのは『もんのすごい』みたいな意味と思われるが、純粋な広島弁なのかどうかは分からない。ごく稀に耳にする古語だけに、おそらくは局地的に生き残っている死語の類ではなかろうか?
そのうち宇品の本店に行って聞いてみたい。

私は★7つ。
これは好みの問題だろう。
この店は年配者から強靭なの支持が得られそうだな。

もんごい亭 外観

ノーコメントこれから頑張れ発展途上まだまだイケる並まあ良いのでは?なかなか美味いねこれは美味い!!広島最高峰広島の誇り★
投票数 52 , 得点平均: 6.23
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ご意見番の声を聞け!

  1. 久しぶりに丹那店に行って「もんごい」を食べた。
    おいらと初代の代表とは、同郷。鯛とみかんの島。
    懐かしい魚のだしの味がする。
    チャシューは生ハムのような味で美味しい。
    家が漁師の同級生は「もんごい」とか「ぐっつり」とか言ってたな。
    好きだった「藻塩ラーメン」が食べれなくて残念。

  2. 2015年12月21日、袋町店をオープンされてました。
    行きやすい立地で私のテンションMAXではありましたが、土地柄、ランチタイムは辟易とする混雑具合。
    昨今、ようやく落ち着いた頃を狙っての訪問をばブッ込んで参りました。

    場所はいわゆる裏袋。でかい牛のオブジェのある「肉のとみや」の筋と言えば分かるでしょうか。本通り商店街の2本南をちょっとパルコ方面に行ったところです。
    相変わらずランチタイムはバタバタですが、そんな待たされることもなく。厨房を囲むカウンターに7席くらい?壁際カウンターに5席?入り口脇に6人席くらいのテーブル、奥にもテーブルあるようです。
    初回は「えび塩」、2回目は「二代目」、それぞれを半チャン付きのランチセットで注文。写真は「えび塩」の方です。
    ふふふふふ、いざ、実食。

    感想。「塩」。

    おいおいおい、塩分過多がブッ飛んでますがな。すっげー辛いよ。チャーハンもラーメンも塩辛い。
    真夏に脱水症状起こしかけたときの塩分緊急補給用…とか考えて救われる可能性を模索したが無理です。辛いです。塩です。

    ラーメン。
    「えび塩」は塩ラーメンとして分類されてたから、幾分の塩は許容範囲だった。つーか、旨い。見方を変えれば絶品。確かに塩辛いんだけど、海老の風味も残ってるし、熱々の提供温度がその風味を旨さに変換してくれてる感もある。塩加減を認識しながらならば問題なく旨いラーメン。ぶっちゃけスープ飲み干した。…あれ?オレ何言ってンだろう…
    そして「二代目」。店のスタンダードだそうだけど…これは無理。スープ飲めない。ベーススープからして塩ラーメンのそれ。位置づけは醤油ラーメンとのことだが、塩ラーメンに醤油ぶち込みゃそりゃ塩分限界も突破ですよ。
    双方とも、かなり魚介方面の風味。嫌いじゃないけど…塩に頼らない味付けってできんもんかなぁ…この半分、いや3分の1でもいいと思う。

    とどめに、セットの半チャーハン。これがまた…
    油強めの中華屋チャーハンで、塩に加えて胡椒が大活躍。泣けてくる…何が泣けるって…この手の味付けのチャーハン…
    大 好 き なんだよなぁ。(ぉぃ)
    まあ辛さは非常識。ラーメンと合わせると、自分がヴァルハラの住人であることに疑いの余地がなくなりうぇヘヘヘヘヘ…失礼。意識が混濁したようです。

    「えび塩」は☆8、「二代目」は☆5かなぁ。あ、チャーハンは個人的に☆100。

    以下、ラーメン以外の注意点。
    1.オープンして間がないせいか、接客まだ落ち着いてないかもです。丁寧ではあるんですが…
    2.壁際カウンターに案内されたら注意!狭い上に座席が高く、とても居づらいです。
    3.出汁昆布の残りと椎茸を醤油で煮たおつまみが「ご自由にどうぞ」と置いてありますが、これも塩分が【以下略】

    お客様は大変に多いので、たぶん私がバカ舌なんだと思います。←保身。

    1. 理解出来んコメントだわ。

      塩っ辛くて不味いのか、美味しいのか。
      塩っ辛いチャーハンだけど美味しいのか。

      個人の感想なんで、はっきり言っていいと思いますが。

    2. また袋町店のレビューですが、ご容赦ください。

      具材か製法変えた?味が落ちたような…直近訪問の二回、いずれも「えび塩」スープ飲みきれませんでした。
      思うに、塩などの調味料を控えたのではないかと。確かに当初の塩分はとんでもない感じでしたが、控えたからか、なんかしまりのない味付けに。本末転倒?
      チャーハンも同様。元々の油ぎとぎと塩胡椒チャーハンが、ワシの大好きな不健康系が…ん~、なんだかな~的な?

      客付きも、最近は13時前にはガラガラです。他のお客さんも同じように感じてるのかしら。
      ここから復帰はあるのでしょうか?

  3. 二代目を注文。
    麺はスルッと喉に抜ける感じで旨い!
    スープとも程良く絡む。
    しかし、スープは少しあっさり過ぎる。
    序盤こそは魚介系の風味を楽しむことが出来るが、
    後半は塩味が勝ってしまい、風味が消える。
    スープの最後の一滴を呑み干すまで、風味を楽しめるくらいであってほしい。

  4. 県外在住。広島に戻ると魚介系珍しく食べていました。
    最近はスープにまとまりが無く、麺とのバランスが気になります!

  5. まだ「二代目」しか食べていませんが、かつお醤油が効いたこれぞ魚介系といったスープでした。
    スープは魚介独特の風味が強くサラリとした感じ。ただ、豚骨系のようなとろりとした甘味がないせいか、確かに塩気がちょっと勝っているかなと思いました。
    えび塩やさかな塩を食べると、スープの塩加減も分かると思いますので、再訪してチャレンジしてみます。

  6. 出汁は美味しい
    もう少し塩分落としてくれたら飲み干せるんだが

貴殿の声を聞かせてくれ!

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