広島市を中心としたエリアのラーメン事情を一方的に執筆

ラーメン コタン

広島県広島市中区舟入町12-3
082-233-1422 午前11:00~午後11:00(祭日は午後10:00) 定休日 日曜日

舟入の電車通り沿いにある、昭和中期っぽい店看板が眩しい。すなわちコタン。語源は定かでは無いがその辺の事情通に聞けば誰かが知っていよう。

店内は奥に伸びる昔っぽい物件で、これ以外にやりようの無い配置で、恐らくは最大限の座席数を確保してあるのであろう。私なども導かれるままに空いた一角へと身を滑り込ませるのであった。メニューは中華系が複数存在するも、ここはオーソドックスに『中華そば』にて道を見極める。

店が狭いのもあるだろうが、それにしても人が多い。歩いている御仁らがことごとく当店に吸い込まれてくるかのような錯覚裏覚える。それほどの吸引力、いや集客力の源泉とは何か?見ておれば、オヤジの中華鍋さばきが尋常では無い。熟練だけに最小限の動きで事を終える。派手さは無いが恐ろしく効率が良い上、ゴツゴツぶつかる騒音もあまり聞こえない、そうりゅう型の静音性こそ至宝。その熟練っぷりが上質の支那、いや品を提供しているという事か。

‥と、時は過ぎ、気がつけばそうりゅう型『中華そば』の登場と相成った。

コタンの中華そば

ぬぅ。平凡だが隙が無い。いや、おやじの鍋裁きを見てしまった後だけにそのように感じてしまうのであろう。ここは無音潜行を暴くアクティブソナー並みの感度でコタンの真髄を味あわせていただく!

箸をつけて麺を持ち上げた瞬間のヌチョっというリアルな質感は、口に含んだ瞬間にメモリアルとなった。一瞬麺がブヨったかと思ったが、やわな中に強靭な弾力があり、芯はないが全体がムッチリとした搦め手。加水が多いだけにスープとの境目が曖昧で、俗に言う融合。この絡みっぷりが本日最大の喜びであった。

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スープ自体は尖ったところはなく、醤油と鶏ガラのしっかり活きた、綺麗好きな海。どちらかと言うと醤油も主張せず控えめな方だが、麺と一体で溶け込ませてくるから浸透具合はなかなかのものである。

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そんな中においてシナチクのアクが突出して目立つ、一種のトゲとなっているが、このアクセントがあるからこそ綺麗な海が引き立つのであろうか。とけ出す独特の臭みが異分子的でドラマの一翼を成す。

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ここで到達するチャーシューは固めの白身で脂身無しのつけ麺チャーシュー系。見た目はたいそうよろしく、同時に淡白にして箸休め。印象は薄めでそのまま言及せず通り過ぎてもよろしかろう。

終盤に至っては塩分への感度がオーバーフロー気味となるがそれでもギリギリ許容範囲内ではある。そして麺のしなった弾力は失われることもなく、ひたすら快楽の海を泳ぎきるしか道は残されていないのであった。

期待していなかっただけにこの後味はなかなかのもの。誠喜ばしき出会いであるな。

星7.5

ノーコメントこれから頑張れ発展途上まだまだイケる並まあ良いのでは?なかなか美味いねこれは美味い!!広島最高峰広島の誇り★
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  1. コタンラーメンが美味しいですよ。他にない中毒になりそうなラーメンです!

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