広島市を中心としたエリアのラーメン事情を一方的に執筆

りょう花 広島観音店

りょう花
広島市西区南観音3丁目1-25
11:00~15:00
17:00~23:00
定休日 火曜日
082-296-5069
P33台

現時点で広島市内に3店舗あるチェーン店である。大元は愛媛の会社で、ラーメン以外にもいくつかの形態で飲食事業を展開する常勝軍団である。20世紀型の『一つの成功モデルを量産して大量に全国にばら撒く金太郎飴式』のチェーン店スタイルではなく、ノウハウを活かして新しいことにチャレンジする『荒野開拓型』の猛者であると個人的に信じている。

で、入店である。

我馬』や『一風堂』ほどではないにしろ、家族連れやカップル、ギャル上がりのビジネスレディーでも気兼ねなく入れる『ダサくない』店構え。『ラーメン屋』ではなく『ラーメンを出す飲食店』であり、どちらがいいとか悪いとかの話ではないが、今の時代においては勝ち組のビジネスモデルと言えそうだ。

メニュー表も写真もきれいで、バリエーションも凝っているが、それだけに思考が迷走、ここは目に付いた『味玉特塩ラーメン』に挑む。

メニュー表

りょう花は祇園のイオンモールすぐそばにもあって、あちらは優良物件だが、高架下の当店はどうか・・?と見渡せば、どこから集まってくるのかいい具合に席も埋まり、テキパキ回転しているようだ。連中は間違いなくこの店を目指してやってきていると見ていいだろう。

で、そんなお客をうまくさばくには5分6分と待たせていてはならない。チェーンを展開するぐらいだから、3分台で来なければマニュアル方式の意味がない・・などと考えておれば、これはまさしく『予定調和』、計測3.39.6で『約束の品』の到着である。

得塩味玉ラーメン

これは写真どおりの風貌で大変よろしい。『見た目よりも中身』と主張する御仁の気持ちも分かるが、21世紀においては見た目も中身も重要なのである。早速手をつけるとしよう。

うむ、これは瞬間の印象で大芝の福和うちとの縁を感じる。福和うちはかなりオリジナリティが高いと思っていたが、愛媛にルーツがあったりするのだろうか・・?で、口にふくんだ中太のちぢれ麺はそんなに好みではなく、どちらかと言えばしまらない印象があるが、あくまで好き嫌いの問題だ。スープは平穏なもので、両者混合の第一印象は『静かな立ち上がり』と言う他はない。

スープとノリ

が、突如伏兵からの横槍が入る(明智光秀などは竹やぶでこれにヤられたと言われる)。進路を阻むのはノリである。下町っぽいパリパリの焼き海苔ではなく、磯っぽいドロッとしたもの。この香りと味わいが新鮮で『静かな立ち上がり』は突如急流に差し掛かる。インパクトとしては脇の甘いノーザンライトスープレックス(投げっぱなし)くらい。序盤であれば会場は沸く。

とろける焼き豚

そんな中、器の口は狭めなのに対し、布陣は豪華だからすぐに隣の勢力に箸が当たる。すなわち解説書にある『自慢のとろけるような焼き豚』である。分厚くも確かにとろけており、これは高めの居酒屋にある豚の角煮(780円)の流れ。煮る前に揚げるという、ホテル出身のシェフに言わせれば『わざわざ言う程のものではない(・・けど重要)』なひと手間を経過したもの。通常のラーメンの展開からはズラしてきているが、逆にこの頃の気鋭な店舗では比較的同じベクトルの品々に出会えたような記憶がある。

これらから染み出す芳香とあわせて味わうと、平穏だった麺とスープがいい具合に色づけされて『次期・四天王クラス』に格上げとなる。他にも見た目よりもあっさりしたメンマや、同じく見た目よりも色気を抑えた味玉など、展開に起伏があって飽きない。880円という価格もあるが、それを高く感じさせない工夫というか心配りを感じる。

味玉

気が付けば麺も具財も無くなり、後には平穏なスープが残るだけであった。ここで一旦冷水でリセットをかけ、スープを探るが、単体だとこれは『福和うち』に大いに分がある。第一印象どおり、麺とスープにおいては比較的『並』で、トッピングで仕上げていく芸風なのだと理解に至る。関西ルーツの鶏ガラ主力の塩とは違った『愛媛ルール』で、キーとなるのは恐らくは海。塩とコンブにこだわりがあると見た。と言うかホームページに書いてあった。他にも貝柱や煮干など。個人的にはこの煮干が味を複雑にしているような気がしてならないが、ド素人だから下手な事はいうまい。

そんなわけで、美味かったが価格と期待値には一歩及ばずというところか。とは言え、水準以上のものだし、ビジネスとしてのラーメン展開という点ではかなりいい線をいっているだろう。店もきれいだし対応も気持ちいい。案外トッピング最小くらいのほうが薄化粧+ワンアクセントで引き締まっていたのかもしれんが、それはまたの機会に試したい。

メニューバリエーションはどれもそそるし、それぞれがうまい具合に路線をずらしてあるのでリピートにつながりやすそうだ。(親父のふところが許せば)ガキんちょ2、3人連れの中家族でも入れるし、時代の要請に十分応えていると言えるだろう。価格が高めだから景気浮揚の追い風を受ける伸びしろも熱い。

広島勢からすれば恐るべき侵略的外来種だな。

★7つ。

外観

ノーコメントこれから頑張れ発展途上まだまだイケる並まあ良いのでは?なかなか美味いねこれは美味い!!広島最高峰広島の誇り★
投票数 133 , 得点平均: 6.60
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ご意見番の声を聞け!

  1. 久しぶりに来ました。

    以前とはメニュー表が変わっており、まさか!っと思いましたが案の定…。
    以前と違い、味コクともにガタ落ち、麺は中太麺にかわり、余計にスープが乗らずパッとしない印象に。
    おまけに卵かけご飯、以前は好きなだけ使ってくれ!っと気前もよく、好印象でしたが
    今では数を縛ってくるしまつ。
    経営層も変わったのか、以前の元気なお兄さん達もいなく、
    はっきりしない女の子に接客されました。

    何があったのかは分かりませんか、以前のりょう花に戻って欲しいです。

  2. たこわさや手作り餃子のあった頃が1番美味かった。カレーラーメンっていうスパイスが面白いラーメンやトマトラーメンは食べて感動したもんだ。
    今や鳥塩でスープは薄く、麺は食べにくい中途半端な太さ、かなり人気だった焼豚丼はなくなった。昔のりょう花のラーメン食べれないから、とりの助のリピーターになりつつあります。

  3. はっきり言って、食べ物のレビュー(評価)は、ほぼあてにならない。特にラーメンは全く…。ここの味噌は、定期的に食べに行く。しかし、餃子のたれが甘いのは何とかならんか?あれ、好んで食べる人がおるってことよね?

  4. スープから安物の魚肉ソーセージの臭いがしました。少しお値段が高いと思いました。
    私は不味いと思いました。

  5. 最近、塩ラーメンがリニューアルとのこと…
    前の方がずっと美味しかった(/ _ ; )
    もう行かなくてもいいかな…

  6. 昨年以来、久々に来ました。
    味が変わってる…。不味い。
    ラーメンは炭の味が強く…油っこい
    チャーシューは太くて硬い。ご飯には合うだろうがラーメンには…。
    餃子は、タレが甘過ぎ。
    今までの味に戻して欲しいです。

  7. 店に入ってカウンターに座ったら臭い。なんだろあれ。
    鶏白湯らー麺食べたのだが、アクセントであるはずのマー油が多すぎるのかスープがただの油に。
    スープは少ししか飲まなかったのに夜中にお腹痛くなりました。

  8. 本日、前の書き込みで褒められているチャーシュー丼と真麺を頼んでみました。店の前に出されている看板にはチャーシュー丼が350円を150円にすると書いてあるのに、ちゃんと350円取られました。詐欺ですね。これは。
    時間がなくて文句を言わなかったのも悪いのですが、悪質です。この店は立て看板と料金が違うことがあるので要注意ですね。

  9. 今回はチャーシュー丼と真麺(スープに麺だけの具なしラーメン)にしてみました。
    (全メニューの中で人気が4位だそうです)
    チャーシュー丼がうまくて、真麺のスープで、更にご飯が進みます。
    ここのスープにやみつきになりました。ラーメンに具が入っていなくても、十分いけます。
    お試しあれ。

  10. ラーメンの本当のうまさと、サイドメニューの出来を判断するのであれば、「真麺」と「チャーシュー飯」のセットが良いかも知れません。本日は塩ラーメンでしたが、次回はそうします。チェーン店で、あまり期待していなかったのですが、良い方向に裏切られました。愛媛にいた時に、もっと行けば良かった。

  11. 印象は店などもきれいで好印象です。
    味ですが、初めはさっぱりと思ったら、鰹出汁がぐんとかおってきます、チャーシュウがなかなか柔らかくて私は美味しくいただきました。

貴殿の声を聞かせてくれ!

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