広島市を中心としたエリアのラーメン事情を一方的に執筆

らぁめん紺屋 こうや

紺屋のしょうゆラーメン
広島県広島市西区中広町3-20-7
082-503-5166
11:30~14:00
18:00~20:30
定休日:毎月14~16日/お盆・年末年始
http://ramen-kouya.com

中広通りの川側、なかなか奥まったところにあって、飲食店としては厳しい立地と言えそうだが、しばしばメディアでも取り上げられるために知名度は高い紺屋。ド素人だから『こんや』と読んでも許されるわけだが、正式名称を『こうや』という。店主が紺田さんなのでそこからきたネーミングのようだ。

90年代末期に安佐南区の中筋近辺で開業したというマイナーな過去があり、当時を知る『界隈のご意見番』に言わせれば『最初はありえんくらいまずかった』のだという。が、そのうちひっそりと看板を下ろし『潰れたと思ったらいつの間にか横川に移りよった』、という事で今に至っている。

ここは地元戦国武将の家臣の流れを汲むお笑い芸人ともゆかりがあるらしいのだが、それはどうでもいいだろう。

外観はやや前衛的でシンプルモダンなハイセンスだが、内装もシックで安っぽさがなく、小綺麗でいい。

店内は満席に近いが、スペースを広めにとってあるので猥雑な感じが一切無い。こういうところは店舗設計時にいかに客の目線に立てるかという『ハート』にかかっており、これは中筋時代の助走で学んだ『本質』を本番で活かしている一例であるかも知れない。

紺屋のメニュー

紺屋のメニューその2

デフォルトは『しょうゆラーメン』と『しおラーメン』で、本当は塩が食べたいのだが、ここは最もベーシックな『しょうゆラーメン』に挑む。

それにしてもメニューのバリエーションは多彩である。脳髄を刺激する魅惑的な布陣に加え、これまた美味そうな『季節モノ』もあるから頻繁に通わせる仕組みがウマく機能していると見ていいだろう。メニュー裏には無添加の能書きや生産者の概略が記載してあり、だからどうと言うわけでもないのだが、こういうところも店主の『ハート』と自信の現れと言えるだろう。

という間に早くも『しょうゆらーめん』の到着である。具財は多彩でオリジナリティは相当に高い。盛り付けに雑な感じも無く、これで2分弱というのは、混雑具合を考えればかなり優秀なタイムアタックである。感心もつかの間、早速頂くこととする。

しょうゆラーメン

第一印象は『甘い』の一言に尽きる。しょうゆラーメンと言うより醤油ベースの鍋物系列で、見れば白菜などが鎮座しているからこれは通常のラーメンでは有り得ない展開と言える。ネギもド田舎のような暴れっぷりで全体的に野菜の権限が強く、この甘みも多くは野菜由来であろう。他の要因としてはみりん説を耳にしたことがあるが、このワンセッション遅れてやってくる控えめな奥ゆかしさは昆布由来のような気もする。

ネギとチャーシュー

麺は中~中太で個人的には好きではないエネミーゾーンだが、透明感の高いしょうゆスープとの相性はとてもいい。食べる端からクセが無く、無添加というキーワードが無意識に頭をよぎる。当たり前のように存在するきくらげや、あえてノーマルな『ゴトウ360』の神石産ゆで卵なども飽きさせない展開で見通しは明るい。

たまご

特筆すべきはやはり分厚い二枚のチャーシューだ。見た目は相当にリッチである。当店は単価が高く、不況下においては風当たりが強そうなものだが、内容を見れば値段に対してまったく遜色なく、卵や肉類まで自然派という点を考えれば、逆に利益率が心配になりそうなくらいだ。

チャーシュー

で、そのチャーシューだが、中華起源のラーメン屋さん的なチャーシューでは一切なく、ホテルの大皿にあるような焼き豚の流れ。ぐつぐつ煮倒して漬け倒すような類でなく、あっさりとしたライトミールと言える。

スープは単品で味わっても塩っけを感じることは無く、ますます鍋物の醤油ダシに近い印象を受ける。そんなに面白みがあるわけでもないが、最後まで飲み干せるし、その後もさっぱりして嫌な感じは皆無だ。健康における『安全保障』を重視するだけあって、コンセプトに対する完成度は一流であると断言していいだろう。排他的な広島の地において、従来のラーメンの流れをまったく無視した独自の生態系は見事と言うしかない。

 

とは言いながら、好みで言えば評価は中の上であり、ここはやはり塩ラーメンで挑むべきであったか・・。

どちらにしろ、お店の潜在能力や創作能力は屈指のものがある。近所にあれば頻繁に通うこと間違いないだろう。

星7つ。

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ノーコメントこれから頑張れ発展途上まだまだイケる並まあ良いのでは?なかなか美味いねこれは美味い!!広島最高峰広島の誇り★
投票数 128 , 得点平均: 6.63
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ご意見番の声を聞け!

  1. 油そば
    まぜそば
    汁なし坦々麺
    梅塩ラーメン
    坦々麺めちゃうまいよ

    醤油ラーメンは一回だけ食べたけど覚えてない
    まずくはなかったと思う

  2. 醤油ラーメン。しょっぱい。なーこれ。
    値段強気でこの味。塩頼めば良かったって思う。次回行って合わないなら行かないかな。黒ラーメン

  3. 醤油ラーメンを注文

    しょっぱ過ぎて完食出来ず・・・・・
    添加物では無く塩分で身体を壊しそうです

    1. 今までどんな感じのラ-メンを食べていたのか不思議です料理得意と言っているけど貴方の料理食べたくない味音痴と思います。私にわ美味しいラ-メンです。

  4. しょうゆラーメンをオーダーした。
    しょっぱい。
    無添加とか体に良いもの大好きだから
    期待したけど。。。
    わからん。

  5. 東京かと思った。←田舎者のド直球な感想。

    ここの話をちょこちょこ聞くようになり、それならばと時間を作ってランチタイムに行ってまいりました。
    駐車場は店周りにかなり多めに存在してるので(店前に3台、横に2台、隣接駐車場に10台弱かな?)、車でも安心の訪問~♪
    そして店にはけっこうなお客様。人気あるんですね、やっぱり。

    注文したのは王道(?)の醤油。追加で味玉とチャーシュー飯(めし)も。それなりの空腹状態からのレッツ飲食!

    ズズズッ!
    …第一飲のスープの感想、「醤油濃い…」

    節系や昆布由来の出汁の風味はあるものの、この濃さといい甘さといい色といい粘りといい、アレだ、人生で最初に上京したときに食った立ち食いそばのアレだ。ぐはっ! 苦 手 ! ←正直な感想。
    あらゆるものが濃く感じます。出汁も、濃すぎれば邪魔にしかならない。風味がきちんと残っている分、おそらくおいしく感じることもできそうなのですが…私の感覚ではギブアップでした。ゴメンナサイ。
    中太の麺、ハム的なチャーシュー、野菜…全部が濃厚甘醤油味。げしょ。こうなると、一緒に頼んだチャーシュー飯も苦痛に。濃いのよ、やっぱ。
    唯一の癒やしが味玉という…なんだこの世界…

    なんとか完食はしましたが、スープほとんど残してのフィニッシュ。こりゃキツイわ。他の、塩とか油麺とかはどうなんでしょ?
    そういや他のお客さん、醤油頼んでる人あんまいなかったような…さもありなん。

    1. 相方と再訪。
      結果、やっぱ私とは合わないことを再確認しただけでした…。

      前回は醤油をいただき、昔の切ない思い出である“都会の洗礼”(訳:東京の立ち食いそばの墨汁みたいな汁)を思い出す。はぁ…
      しかし、他方からは「旨い」という感想も聞く。
      他のは旨いの?と挑戦した次第です。どうせなら、と、期間限定の「ゆずみそしおラーメン」をチョイス。お値段、驚異の1050円!よっぽど自信があると見た!期待!
      相方も同じく期間限定から「しおゆずラーメン」950円。これもなかなかの高級品。チッ、誰が払うと思ってやがンだコノヤロー…

      スムーズな注文かつスムーズな提供。接客はすごく好感が持てるんだよなぁ。
      提供されたは、白いスープのラーメンと、ゆず果実と、スクイーザー。ほうほう、ゆずは搾ってかけろとな。OKオーケー…ってちょっと待て。何?“白いスープ”?オレ頼んだの「味噌」だよね?え?
      ま、まぁ、ひとくち…ズズッ!

      …おい。
      白 味 噌 じゃねーか…

      何という…これ、えーと、あの…表現できない…
      斬新とか前衛的とか、そういう修飾子はいくらでもとってつけられるけど、アレだよね、なぜ一般的な味噌ラーメンが白味噌じゃないのかを如実に表す風味だよね。
      甘いのよ。とにかく甘い。醤油ラーメン食ったときにさんざん苦しめられた甘さに白味噌の甘さが加わって、なんかもう、少なくとも私には拷問。どないせぇちゅーのよ…

      つーか、その高額の理由…たぶん思いついたそれっぽい素材をとにかく詰め込んだ結果でしょ、これ。
      ええと…ゆで玉子、キクラゲ、分厚いチャーシュー、まではいいとして…甘い油揚げの細切れ、ほうれん草、なんでか大根ひとかけらまで入ってる。そこにゆず果汁が加わって、見事に 混 沌 。SAN値けずられまくり。
      この組み合わせを旨いと判断して作ってらっしゃるなら、私とは根本的に味のセンスが合わないです…。

      相方の「しおゆず」。白味噌が無いだけまし。やはり不自然に甘い。塩なのに…

      ご飯もの頼まなくて正解。麺をすすりきるだけでもいっぱいいっぱいでした。
      この甘さがある限り、どのスープで食っても同じ感想になりそうな気がします…。

  6. しょうゆラーメンを いただきました。、信じられない位、醤油からかった。
    一緒に食べた人みんな、同意見でした。

  7. 醤油ラーメンは、口当たり塩辛くて後味甘ったるい。 全体的に値段が高いのは余計な具材が多かったり、チャーシューがデカすぎるから。 身体に優しいだの、無添加だのと言うのなら、もっと料理というものを基礎から勉強してから開業するべきだったと思う店だった。

  8. 個人的にはここの醤油が一番好きです。
    店員さんも感じが良くアットホームな雰囲気。
    オススメのお店ですね。

  9. いわゆる「甘しょっぱい」醤油ラーメンを食べたくなったときにお世話になった店。
    久しぶりに食べたくなったが、結局店で油そばを頼む体たらく…。
    いや、ここは特に油そばが傑作だと密かに思っている。
    醤油ラーメンにも使われてるタレと、特製油を絡めていっきに麺をすすると何とも言えない旨味が口に広がり思わず頬がほころぶ。
    広島でちゃんとした醤油系を味わいたいならとりあえずでここにきても問題ない。

貴殿の声を聞かせてくれ!

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