広島市を中心としたエリアのラーメン事情を一方的に執筆

やまね

汁なし担々麺 やまね
広島県広島市中区立町5-2 キャッスル立町
082-246-5950
11:00~15:00
17:00~22:00
定休日:水曜
https://www.facebook.com/shirunashiYamane

先日まで中央通りのラーメン横丁七福神に出店していた『山根さん』が店を移転させたらしい。すなわち『やまね』。横文字から和文への変遷は原点回帰ということか。

店はおしゃれな、どこか化粧品とか美容のテイストをかもしだし、気づかずに通り過ぎてしまいそうな風貌であるが、見つけてしまったからには仕方がない。専守防衛は一旦破棄し、ここは一挙突入を図る。

メニューは以前より大幅に増えた感があるが、私などにとって選択は汁なし担々麺以外にはあり得ない。ここは秒速で一億稼ぐ与沢・・、いや、秒速の意思決定で店員さんの負荷軽減に貢献することと相成なった!麺はもちろんストレートである。

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さて、秒速後、改めてメニューを俯瞰するが、このバリエーションはどうしたことか。広島ラーメンはおろか、尾道ラーメンにまで手を広げており、この芸風の飛躍は驚嘆を超えて違和感に近い。と、耳をすませば厨房からは野太い男性の声も漏れ聞こえるではないか。これは『山根さん』ではなくて、また別のフィクサーが存在すのかも知れんな。

などと邪推しておれば到着である。

やまね

外見においては今更評するでもない、汁なし担々麺の見慣れた姿であり、ネギをはじめとするパーツそれぞれの大きさは凡天丸、というか麻辣の系譜か。ライスにはもちろんザーサイが着く。激辛海老ラー油も卓上に設置済みで、ここは例のごとく高速で混ぜ倒す事が義務!

じっとり重めの麺・汁が期待値を高め、ようやく一口目。これは来た!一発目から鋭いパンチで鋭角的な刺激(痛み)。雪山風にコメントすれば業界のクレイジーベアー。七福神時代のマイルドすぎる展開を予想していただけに、この落差は危ない危ない。辛さと甘み、旨みが同時に流れ込む洪水型で、万人にも分かりやすい。これまでの深夜玄人向けな芸風から、真っ昼間大衆型への劇的な変遷と評するべきか。

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指南書が丁寧なので、これに沿って進めば、初期段階で山椒やにんにく黒酢でチューニングを行い、後は喰い倒すのが筋のようだ。

中毒気味の私などは山椒を多目に投げ込み、以前は黒幕のような存在であった『にんにく黒酢』を回しかける。これで一気にマイルドな軟化が進み、酸味と甘み、深みが出て食は加速するわけだが、イントロで出くわした鋭角的な刺激(唐辛子系)は尚も根底でギラギラとウネっている。これには思わず冷水に手が伸びてしまいがちであるが、早期の冷水依存は禁物である。が、見れば冷水器は水汲み連中が群がっており、良くも悪くも刺激が大衆を動かしたのだと見ていい。

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となると、ここはさらに激辛海老ラー油の投入こそ漢の開拓精神であり、自分を痛めつけるストイシズム、マティズム、その先にダンディズムへの到達が視野に入る。
実際のところ、微量の海老ラー油はそこまで戦況に影響を与えなかったわけだが、この時点で既に味覚破壊状態であるから実際には細部までは確かめ得ない。ここに至って目は緩み、視野がぼやける不覚あり。仕方がないので温泉卵とライスを投入し、混ぜる混ぜる・・。

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見れば坦々ライス用の甘ダレがあり、これをかければ極楽浄土が見えてくるであろう。尚、当店に限ったことではないが、汁なし担々麺後の担々ライスの見た目はまことに酷いもので、とてもではないが公共の電波に耐えうるものではない。

実際のところ、この甘ダレは先ほどまでの痛みを治癒する優しさがあり、ここもまさに別天地であった。食し終われば乱戦を乗り切った後のような充足感が満ち、心地よいあと味で店を後にするのであった。

全体的に歩行ルートが整えられた分、玄人感は薄れたが、緩急がすさまじく変化自在でたじろぐ。深夜に静かに堪能しながら頂くのであれば以前の路線は乙なものであったが、今の営業時間、立地を考えればこれはこれで妥当な線にあるのではなかろうか。内装が異様にクリーンであるだけに、油断したド素人が洗礼を浴び、泣いて帰る結末すらありうるだろう。

星9


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ノーコメントこれから頑張れ発展途上まだまだイケる並まあ良いのでは?なかなか美味いねこれは美味い!!広島最高峰広島の誇り★
投票数 101 , 得点平均: 7.40
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ご意見番の声を聞け!

  1. ふぁっ!?
    どうしたやまね!何があったやまね!
    昼時は行列も出来てた人気店だけど…人手不足?いや、そこまでバイトのレベル高くなかっ【検閲】。
    再開をお待ちしております。

  2. 【悲報】実質値上げ。

    メニュー構成が変わってます。
    メニュー表からして刷新。以前の派手さメインのものではなく、シンプルに見やすくなっております。これは高評価。

    変更点は、見た感じ以下の通り。
    ・汁なし担々麺で、辛さ指定が無くなった。
     1辛のみの提供となり、必要な場合は「卓上の調味料で自己調整」とのこと。
    ・ご飯の注文。
     旧「小ご飯」「ご飯」が、「ご飯」だけに。おかわりなし¥50だった旧「小ご飯」は消えて、「ご飯」¥100がおかわりなしで提供。おかわり自由の単品ご飯は無し。
    ・セットもの。
     以前は「からあげげセット」のみだったが、現在は「Aセット」「Bセット」の2種類に。「A」が旧からあげセット、「B」は新登場のあじフライ2匹セット。ともに、好きな麺と組み合わせて1000円といういいお値段に。こちらはご飯おかわり自由&(汁なし担々麺注文時のみ)スープ付きとのことですが…うん、値上げ(略)。
    ・卓上調味料。
     エビ抜き激辛ラー油in→ニンニク黒酢out。「ニンニク黒酢が必要な場合は店員に申しつけてください」とのこと。無料ザーサイは…良かった、まだある。
    ん~…

    味は相変わらず旨かったッス。
    会計時の「次回訪問時トッピング1品無料券」も健在。ネギ増し注文も、注意なくあっさり了承してくれました。(笑)
    でも…ねぇ。
    当面ランチ営業のみになっちゃってるし、いろいろ大変…なんでしょうか。

  3. 店員の対応がクソ。
    まず入って店員はいるのに挨拶も案内もなし。
    適当に空いてる席に座ろうとしたら、
    片付けるので入口に戻れと。
    テーブルの上メニューしかないんですけど。

  4. 数回行きましたが、若い店員さんの対応がイマイチでした。
    店に入っても店員同士で世間話をしていて挨拶もない…
    黙ってカウンターに座るとやっと現れて、水はセルフです!の一言…
    メニューのトッピングにネギと書いてあるので頼むと、ネギは最初から乗ってます!と…
    なんかマニュアル通りの接客というか、事務的というか、その割には店員同士では楽しそうに世間話…
    味は美味しいのに残念です。

  5. 麺の大盛りがあれば尚良しなんですがね~。

    私はライスを投入しない派なので麺をガッツリ食べたいです。

    ザーサイは好きなのですがライスを注文しないともらえないので、そこが悩ましい(笑)

    後、「激辛」の方はどんな感じなのだろう・・・

    相当辛そうですね・・・

  6. ここも美味しいですね。国松、武蔵坊がしょっぱいと感じる自分はやまね、デリカセロリ、花山椒がベスト3です。

  7. 万人向けの「汁なし」で初めての人には向いている感じがします。

    ノーマル酢を少々とザーサイを入れると私好みの味に。

    好みはあると思いますが平均点以上でしょう。

    店はお洒落で店員さんの対応も良いですよ。

    1. そもそも汁なし担々麺なんてどこもおしいくないし。
      まぜ麺のほうがうまい。

      1. 店が綺麗過ぎて素通りしそうです。
        上海総本店は同じ飲食店なのに不衛生なのが改めて驚かされる。
        個人的に衛生的なお店が好きです。

        汁なし担々麺に山椒を大量投入する人は
        お好み焼きにソース大量投入する人かな?
        と思ってしまいます。

    2. きさく、国松と知ってる名前あげてる〜

      及ぶ及ばないなんて人の好みだろ

  8. 移転後ページ新設記念!
    ってわけでもないですが、まずは新ページでの一発目レビューを。

    前のページの時から、なぜかここでは汁なし担々を食ってないのですが、さすがにもうそろそろ解禁!と一念発起。
    昼時間に訪問し、今日こそは汁なし担々を(略)食すべく(略)何が何でも(略)汁な(略)…
    そんなわけで7分経過。ちょっとかかるなーと思いつつ、無事、写真の「やまねラーメン」の注文へと至った次第です。あれ?

    つーかウマイなこれ!
    スープは豚骨・鶏・魚介の合わせスープだそうですが、特に魚介が際立ってますよ。濃厚な中の削り節の風味。好きです。
    説明文では「飲みやすいあっさりスープ」とか書かれてますが、「オオカミが来たぞぉっ!」ってのが口癖の人なんでしょうか?どこがあっさりやねん。ドロドロ特濃ですよ。不健康ど真ん中ですよ。だから好きなんですよ!(さりげないカミングアウト)
    絡むストレート細麺もいい。煮卵甘旨い。チャーシュー柔らか旨い。つーか、他具材ひっくるめても主役はスープ!これに尽きる。
    ただ、超ヘビーなトロトロ汁は、やっぱ人を選ぶかも。説明文とは裏腹に、気軽に全部飲み干せるほどの軽さではないと思います。

    追伸。
    丼の底が無地なのは、スープ飲み尽くした人への冒涜だと憤慨します。←結局飲んでやがる。

    1. もはやここでは汁なし担々麺を食わないのがセオリーとなりつつある私の麺ライフサイクル。
      どうしてこうなった!?と自業自得にふけりながら、本日は限定メニュー「豚骨ラーメン マー油入り」を堪能して参りました。
      つーか、豚骨ラーメンが限定メニューとか…ここはどうなってンでしょ?

      いつもながら、提供までにちょっと時間がかかります。今回は5分待ちにて到着。
      第一印象「 真 っ 黒 だ … 」
      マー油だマー油。マー油スープだこりゃ。ここは熊本か。
      スープすすればそのまんまの味。いつも通りのド特濃超濃厚スープにマー油マー油マー油。
      ストレート細麺と、細切りキクラゲと、高菜と、ネギと…なんか九州のどっかのナントカラーメン的なアレですよ(意味不明)。あ、個人的に紅ショウガはいらない。←たっぷり入ってました。

      スープが濃すぎて、チャーシュー食ってもスープの味に負けてるという異常事態。なんやねんこれ。むっちゃ好みですわ。
      好みだけど…具材もそれぞれ何か主張していただきたかったなぁ。マー油強烈ッス…

      追伸:やっぱり丼の底は無地でした。←案の定飲み干した。

    2. 最近のこちらのラーメンは、以前よりドロドロ具合が激減してます。個人的に大変残念です。
      作り方変えたのかしら…?いや、旨いには旨いんですけど。

      新たに「からあげセット」なるものが登場しております。お好きな麺+からあげ3個+白ごはん+漬け物?(ザーサイ)、とのこと。
      このからあげが思った以上に私の好みでした。あげ加減も塩加減も絶妙。何より3個って書いてるのに5個もあるというデブ殺し。最近食べた中ではぶっちぎりの一位かも。
      白ごはんはおかわり自由。ザーサイも金属カップのままの登場で使い放題。これだけでも進む進む。たまらんです。

      ランチタイムはお客様いっぱいですね。13時過ぎての訪問がちょうどいいかもです。

      1. 情報訂正。
        からあげセットはもともと「からあげ5個」でした。3個は間違い。ラーメン食い過ぎて目にきたみたいです…orz

        なんとなーくここでは食べないままだった汁なし担々麺を、今頃ようやく解禁しました。
        からあげセットとの相性がドハマリすぎてリピートしまくっとります。

        1辛レベルで汗だく必須の辛味ツウたる私から言わせてもらうと、ここでの注文は1辛一択。当然最低レベル。そのプレーンに近い状態から、備え付け調味料で自分好みの演出カマす。サイコー。これサイコー。
        麺が選べますが、ストレートよりちぢれの方が良い気がします。1辛ノートッピングで注文し、そこに激辛海老ラー油を5さじ、ニンニクチップ適量、酢ひと回し。気分によって山椒適量。これぞ我が正義。
        ※ニンニク黒酢、テメーはダメだ。私の感覚では風味がブチ壊しになったです…。

        10回以上天地返しを繰り返し、一気にすすればそこはヴァルハラ。もぉものっそい天国ですよ。甘めのタレの芳醇な風味がのどの奥までダイレクトですよ。
        一撃ですすり終わり、余ったタレにご飯。だめ押しのザーサイてんこ盛り&八角あまだれ一回し。レンゲでかき込む爆弾のいとおしさよ…
        で、シメに か ら あ げ 。クゥ~~~~ッ!←典型的なデブ。

        ランチタイムは遅めの時間でも満員。よく待たされるようになっちゃいました。提供まで30分待ちもザラです。
        つーか、今日は特に…あ、あの、先に汁なし出してくれるのはいい。でも、麺すすり終わって5分後にセットのご飯とからあげ持ってる来るのは生殺しに近いと思うんだ…。←デブ殺し。

貴殿の声を聞かせてくれ!

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