広島市を中心としたエリアのラーメン事情を一方的に執筆

のと

のと 尾道ラーメン
広島県世羅郡世羅町小世良378-3
0847-22-3655
11:00~14:30
17:00~20:00
定休日 不明

三原方面から北上していくと、世羅あたりでふと赤い暖簾に気付く。すなわち『のと』。能登半島かもしれないし、Noteもしくはnot かもしれないが、そこはいちいち噛み付くところではあるまい。

素性はさっぱりわからんが、どうやら尾道ラーメンであるという。ここは有無を言わさずブレーキをべたに踏み込み、スピンターンのメンタルで駐車場にブッ込む。憲兵さながら店に駆け込み、意思決定は2秒。『尾道ラーメン』の注文へと至ったのである。

聞けばこの辺りは、『地場的』にはあまり商売に向いていないとの噂がある一方で、地域を代表する隠れた名店こそ『のと』だという評価もあるのだという。あたりは野山にパワーがみなぎっており、そういう迷信みたいな空気感が絶妙に真実味を醸す雰囲気があるからたまらない。どんな名品が登場するかと待ち構えていのだが・・・。

来たっ!!

のと

これは・・ここでも『太華園』のデジャビュ。ベタな言い方を借用すれば正統派という事か。太華園で出会った良識派こそこの形にして、西洋史で言えばプロテスタント、プレスビテリアンである。ついでに全日で言えば永源とか百田。それ以前だとマサ斉藤。

ともあれ、この風貌にしてこの香りだから勝負はあったな。ド素人だから過去の『成功体験』による栄光にめっぽう弱いのは仕方あるまい。

そんな流れで一口目。

ねぎ

これは期待を裏切らない、デジャビュどうりの展開で、予定調和とはこの事か。強いて言えば麺がほぐれきれていない雑な感じがあるが、界隈は超ローカルだし、逆にそういう不揃い感が味となる。太華園に比べるとオイル層が薄めで、肉体労働感は少ない。その分圧倒的な厚みは減殺され、落としどころとして『割とヘルシー』と評しておけばよろしかろう。この麺と醤油濃厚なスープとの絡みは絶妙そのもので、この瞬間、当シリーズは私の中での常勝軍団確定となる。

チャーシュー

チャーシューは、薄くともこの面積こそ大したもので、知らない間にメンタルが圧倒されるから喰らった時点ではもう虜(とりこ)。ここでも、スープに対して比較的ドライだから、その存在は避暑地。単品で味わえばそれなりに深いのかもしれないが、この場合どう考えても『まず醤油ありき』の設定なので、避暑地の恩恵には素直に与らなければならない。

その後メンマの干渉がちょとした変化となり、麺に戻った時に再び新鮮な出会いとなる。尾道の代名詞たる背油もさりげないもので、こってりコアでもどこか上品な筋立て。さえぎるもの、足を引っ張るものも皆無で、最後までノンストップの好展開であった。

高速道路の開通で尾道と世羅の距離は一層縮まったわけだが、高速を使ってしまうと当店とは出会えないという設定がまたシニカル。本日は偶然の導きこそ必然と感じる、まこと良き出会いであった。

★9こ。

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ノーコメントこれから頑張れ発展途上まだまだイケる並まあ良いのでは?なかなか美味いねこれは美味い!!広島最高峰広島の誇り★
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ご意見番の声を聞け!

  1. 化学調味料なのか??少しえぐい。 朱、つた、太華 あたりと比べてはいけないということか???

  2. この御店って吉島にあったのとと関係あるんですか?
    吉島のお店は美味しかった。

  3. 初めてコメントさせて頂きます。
    広島に引っ越してきて3か月なんですが、
    市内中心部で中太麺の美味しいお店を教えて頂けないでしょうか?
    出来れば、醤油系か醤油豚骨系が希望です。
    突然のコメントとお願いで真に恐縮ですが、宜しくお願い致します。

貴殿の声を聞かせてくれ!

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