広島市を中心としたエリアのラーメン事情を一方的に執筆

つばさ

つばさ
広島県広島市安芸区船越5-31-7
082-823-2720
11:30~21:00
定休日:日曜

かの有名店『つばめ』の姉妹店であるという。すなわちつばさ。人によってはキャプテン翼だろうが、そういう華やかさとは無縁の店構えで、つばめ同様に無骨な雰囲気は引き継がれているようだ。翼くんというより、南宇和の『石田鉄男』の方がイメージに近い。

店に入れば内装もつばめに忠実で、つまりこういう店づくりはポリシーやら演出の一環であるのかもしれん。メニューのシンプルさも同様で、ここは導きのままに『中華そば』の注文と相成った。

本部のつばめは無骨な大将が印象的であったが、こちらは女性が店頭に立つ。そのせいかお店も小綺麗で、雰囲気も若干ながら柔らかい。つばめは提供時間が駿足そのものであったが、当店においては猛烈にダッシュする芸風ではないようだ。

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そんなわけでつばさの中華そばが登場となった。

相変わらず無骨であるな。この色気のなさも内装と統一された芸風である。早速一口目・・・。

これは忠実なるコピーとも言うべきか。ふくよかさや香りの広がりは控えられ、豚骨よりも醤油の、しかも香りではなく塩分の方がやや前面に出た、印象としては筋肉質。細麺は広島の中華そばで、スープの華やかさが抑えられるとこちらも男っぽい品質へと成り変わる。

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チャーシューにおいては薄すぎるほどに薄いが、価格を考えれば当然であろうゆえに、ここで文句を言っては品性が浅ましいとブッた斬られても文句は言えまい。で、このチャーシューも固めの部位を固く煮締めて、こちらもやや塩分を尖らせている感がある。塩分はすなわち男。汗を流して帰ってきた野郎にとってはこれくらいがちょうどよく、足りなければ汗を流して稼いだ金でチャーシュー麺へとグレードアップさせるのが習いというもの。古き良きものづくり大国を陰で支えた町の食堂の価値観が、ここでも静かに生き残っていると見た。

話は飛ぶが、安佐南区のザ・ラーメンのチャーシュー麺がありえないボリュームと風貌であるのも、元はあの界隈が工場エリアであった事に由来する。目一杯働いた労働者が肉を腹一杯食えるようにとの大将の計らいが、あの破壊的なチャーシュー麺を生み出したのだと言われている。工場がイオンモールに成り変わった今となっては場違いな価値観なのかもしれんが、あれは男の美学の残光であるな。

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で、話はつばさへと舞い戻るわけだが、お店全体が特定の男性像にターゲットを絞っているような面もあり、香らない一方でオイルは太めなライト級ボディビルディング。終盤では胡椒の加味で一気に加速を加え、最後におにぎりをほおばり倒して潔く店を後にするのがよろしかろう。

この地味さ、無骨さを好む層からすればやがて神にもなり得る。個人的には星6.5


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ノーコメントこれから頑張れ発展途上まだまだイケる並まあ良いのでは?なかなか美味いねこれは美味い!!広島最高峰広島の誇り★
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ご意見番の声を聞け!

  1. 海田町に住んでいた頃、よく食べに行きました。
    素朴でありながら広島風の美味しい醤油トンコツラーメンって感じをうけました。
    替え玉があるのは面白いなぁと思いました。
    また来店します。

貴殿の声を聞かせてくれ!

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