広島市を中心としたエリアのラーメン事情を一方的に執筆

あごちゃん

あごちゃん
広島県広島市中区薬研堀4-8
18:30頃~翌3:00頃
定休日 日曜日など

あごちゃんである。とある業界の重鎮や世話役も〆(シメ)として深夜に訪れるという、密かなる名店。本日は歩調も大いに乱れ切ったコンディションにて乱入、いや闖入(ちんにゅう)と言った方が適切かもしれない。気がつけばカウンターでメニューを物色していたものである。

酒が回りに回ると、カウンターの椅子ですら時に摩天楼の高層であり、気分としてはエンパイアステート上の巨大ゴリラ。もちろん転落すればひとたまりもない。そんな意味不明な精神状態で今宵は『中華そば(700円)』の注文と相成った。

あごちゃんメニュー

あごちゃんは、店内が狭いために、複数で訪れると一挙に密度が増す。そこに煩雑さが生まれ、夜のB級グルメとしての舞台装置が急始動。時間帯によってはセクシャルなエンジンも引火暴発で、夜の街における経済効果は決して少なくはない。

・・と、飲酒後の歓楽街においては時間概念も不規則極まりないから、注文から5秒くらい(多分5分くらい)であごちゃん中華そばの登場である!

中華そば あごちゃん

風貌平凡にして王道。気がつけば素手で喰らいそうな勢いだから、気を沈めて箸を持つ。と、モワッと香るのはまさに骨髄の芳香である。醤油とんこつであるが、鶏ガラによる補助煙幕が結構大きそうだ。濁り具合がこの時間帯における精神状態とシンクロ。ゼラチンやオイル層は少なく、香りも密度も比較的あっさりしたもの。濃いめの醤油と控えめの豚で、〆やすい落とし所が考慮されているのだろう。

ago04

細麺は、冒険をしない無難なところで、広島路線だから広島の定番に落とし込んだというまっとうな判断か。この洗練されていない素朴さが『中華そば』であり、広島というキーワードの中で時として重要な役割を果たしているのであったな。

あごちゃんのチャーシュー

チャーシューは厚めであり、時間帯によってはドクターを激怒させる可能性も十分考え得るが、それは個人の自己管理で解決に導くしかない。そのチャーシューだが、こちらも濃いめの醤油がイケイケで、じっとりと味の染み込む昭和の雄。スープとチャーシューで密度の異なるダブル醤油の饗宴であるが、スープ自体が案外スマートに削られているので、押し引きゼロで程よい落とし所であろう。厳密なことを言えば、ややしょっぱめな部類であるが、この辺りは日々で生ずる誤差で、本日はそういう日であった。酒もいい具合に中枢を犯し切っているから、ネギをかき込んで中和すればだいたい何とかなるだろう。

と、気がつけが新たな酒に手が伸びそうになるからこれは危ない。〆に来で再度暴飲の奔流に乗れば、酒、色、散財で滝壺へ飲み込まれるのは間違いない。ここはあごちゃんの男気に感謝しながら真っ直ぐと帰路につくのがたしなみであろう。

星7つ。

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ノーコメントこれから頑張れ発展途上まだまだイケる並まあ良いのでは?なかなか美味いねこれは美味い!!広島最高峰広島の誇り★
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